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流れる雲を追いかけて…SINCE 2004

焚火用燃料再考中

2019-07-07 18:02:22 | 道具

バイクのソロキャンプの焚火の要件はいくつかあってその組み合わせで焚火用燃料も変わってくると思っている。

焚火の目的は暖房、照明、虫除け、調理、癒し等々。 夏でも暖房が欲しい様なキャンプ場もあるが暖房要素は要らないキャンプ場もあるのと副次的かもしれないが火を焚いていると湿気が防げて夜露でウェアが濡れるのも防げる。

照明と癒しならある程度炎が欲しい。虫除けは生草を燻す事もあり、炎は有っても無くて火が点いていれば良い、調理は基本熾火の方が扱い易いが調理の内容やクッカーに依っても異なる、無理ならガスストーブ等に切り替える。

知る限り、直火可のキャンプ場は少ないし、可能でもあれこれと規制が伴う事もあるので基本的には焚火台の使用を前提としている。

焚火台の場合、運搬も含めたサイズ、重量と容量、燃焼時間の兼ね合いもあるが上記の通り基本的にソロキャンプとなるとそうそう大きな物は選ばない。

燃焼の観点からだと、炎も求めるならオガライトを含むいわゆる薪、炎を求めなければ炭類でも可、紙類や着火剤系は除く。

燃料調達の観点からだと、キャンプ場での購入或いは天然物を拾うというのがあるが、キャンプ場の薪については先ずは販売されているかどうかの確認が必要となり、扱い有りとなっていても実際には季節変動要素等もあり品切れとか炭は扱っていても薪は扱いが無いという所は結構多い。無料キャンプ場でも場所によっては廃材をご自由にという所も以前は有ったが定常化は不明で販売は期待出来ない。

キャンプ場の薪の販売については、価格、品質、量の問題もある。それと薪のサイズ(通常は40~45cm、腕位の太さ)はソロキャンプ用焚火台によっては小割にする作業が伴い、結果ノコギリや鉈、斧、ナイフ等の装備が必要になるケースもある。

天然物は先ず拾えるかどうか、拾えても湿気ているとか燃やすと臭いとか、爆ぜて飛び散るとか量が確保出来ないという事もあるし、到着が遅くなれば拾う事自体が難しくもなる。

HCでの調達もキャンプ場と類似しているのと有る程度まとまった薪の積載と走行が可能かどうかと言う問題もある。

そういう意味では家で予め焚火台に合せ、且つ量も含めて調整をして燃料を持参するのが一番間違いはないが、1泊、2泊ならまだしも長くなるとそんなに大量の薪を積んで走ることは難しい。

更に長期になると焚火を行う回数は私の場合減る傾向で条件が整えば焚火が出来る様に焚火台だけ積んで行くという事が増える。

さて、実際のところ此処数年の焚火装備の傾向というと、先ず焚火の目的は上記のそれをほぼ網羅する形、ただ調理については焚火が難しければガスストーブ等で済ます事も結構ある。またキャンプ場への到着が遅くなったり、疲れていたり、天気が悪ければ焚火はしない。

品質、量、サイズ等を含めた現地調達の煩わしたから、1~2泊だと家にストックした物を持参することが多い。1週間程度だと宿泊含め焚火をするのは3日位なので多少多目に積んで行き、足らなければ現地調達、薪拾いで賄う。

燃料は端材とオガライトの組み合わせがメイン、その理由はほぼ焚火の全ての目的を網羅するのと、オガライトは小割にするのが比較的簡単で小型の焚火台でも扱い易いし、端材があれば着火で苦労して事も無い。炭はいわゆる簡単着火炭を含めて炎が出ない照明と癒しが叶わない、だからここ暫くは使っていない。

ただここに来て少し要素の見直しをしてみようかと考えていて次のキャンプからは別のアプローチもあるかもしれない。


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