Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

定期演奏会への誘い

2008-05-09 14:40:56 | Weblog
 朝食を食べた後、新聞を見ていると電話が鳴った。JR新幹線に勤めている後輩からである。「今新幹線に乗っていますがAM11時頃静岡に着きます。いらっしゃいますか」との電話であった。
 用件は直ぐ分った。A君は静岡フィルハーモニー管弦楽団の団員でありその定期演奏会が6月にあるが、その券を買ってくれないかとの話だろう。
 彼は静岡フィルの発足時からの団員であり、私が現職のときから演奏会の時には聞きに行っていた。そんな事からこの時期になると、入場券を持ってきてくれる。 最初の頃は「入場券がありますが、来てくれませんか」と言って2枚を置いていった。それでは失礼になると2回目以降は購入するようになった。
 私も妻もこの演奏会を聞くのが楽しみにしていて、そのことが今でも続いている。
 AM11時30分ごろ、久しぶりに家に見えたので上がってもらい、いろいろ話した。彼は現在新幹線中央指令にいて新幹線の安全を担当している。今朝まで仕事をして、今日は明けで東京から帰って来たところであるとのこと。
 仕事と音楽を両立させることは大変であると思うが、両方に一生懸命になっていることに感心した。年齢は58歳、昔で言ったら定年を過ぎ隠居の身ということになるが、まだ40代の働き盛りのように見える。妻も年齢を言ったら驚いていた。
 その会話の中で、同じ新幹線の後輩であるが早く関連会社に出向して現在名古屋で支店長をしているN君が5月8日朝急死したことを聞いた。60歳である。
 まさかとの思ったが10日通夜 11日葬儀と記した案内を持っていた。疑う余地はない。
 彼も15年ほど前掛川に居を構え、JR時代から東京 名古屋と勤務箇所は変わったが大部分を新幹線通勤で過した。能力があって節目節目の処理に当たってきた。それは評価されたとは言うものの、そうした無理が祟ったのか、急死してしまった。
 私も葬儀に出席したいが、町内の運動会があり、通夜には出たいと思っている。
 A君には帰りぎわに「くれぐれも無理をしないように」と言って別れたが、誰もが身体のことも考え働いてほしいと思う。