・・・っと言う宣伝文句に引かれて今年のトマトの栽培品種は、「アイコ」さまです。
トマトは、ナス科、ナス属。花の色は違いますが、ナスの花<2005-11-11>にそっくりです。
5つの角のある黄色の花は、夜空の星の様にキレイです。
黄緑色の植木鉢の上の葉の影から赤い色した、アイコさまが見えますか?
トマトは雨を避ける様に栽培するのが良いのでテラスにネットを張って紐で誘引しました。
カエルさんは渋い顔。杜は、居間からも見えるのでニコニコです。
実を付ける房の部分は、先端に次々とツボミを付けて実の数が日々増えています。
下の方の赤くなった実は、ぺん君が収穫しちゃいます。食べ頃まで待ってないの。
ヨーロッパのことわざに「トマトが赤くなると医者が青くなる」というのがあります。
トマトには、カロチノイドの一種、黄色の色素「カロテン」と赤い色素「リコピン」が含まれています。このリコピンが活性酸素を除去する抗酸化物質です。 リコピンの抗酸化能力は、カロテンの2倍、ビタミンEの100倍です。
リコピンは、細胞が、ガン化するのを防ぐ働きをする遺伝子を活性化する能力があると考えられています。 実際にガンになった人の血中リコピン濃度は、正常な人と比べると低い事が解っています。
リコピンは、動脈硬化を引き起こす悪玉(LDL)コレステロールの酸化を抑制する効果から、動脈硬化症を予防する働きがあるといわれます。老化や生活習慣病から身体を守る成分のひとつに上げれています。
リコピンは、紫外線を浴びることによって肌の表面に発生する活性酸素をとりのぞき、メラニンの生成を促す物質の発生を抑制するので、美白効果も期待できる物質です。
老化や生活習慣病の予防をしたり美白効果を期待するには1日に15mgのリコピンが必要です。それはLサイズのトマト2個分に相当します。ストレスが溜まりやすい人や喫煙をする人はそれ以上必要です。トマトジュース1本には18mgのリコピンが入っています。トマトジュースを1日1本飲めば十分なリコピンが摂取できると言えます。
1793年当時アメリカは輸入の際、果物には関税をかけず、野菜には関税をかけていました。 トマトの輸入業者は、税金がかからないようにと「果物」と主張。これに対して農務省の役人は「野菜」だと言い張りました。 両者は一歩も譲らず、さらに果物派に植物学者も加わり、論争はエスカレート。とうとう最高裁判所の判決を仰ぐことになってしまいました。 判決は「野菜」。 裁判長はずいぶん悩んだと思われ、判決文には「トマトはキュウリやカボチャと同じように野菜畑で育てられている野菜である。また、食事中に出されるが、デザートにはならない」と書かれていました。
フルーツトマトがあります。高糖度(甘い)トマトの呼び名です。他にも、パーフェクトトマト、シュガートマトなど呼ばれてます。品種名:フルーツルビー(赤い果実のような甘さ),フルーツゴールド(オレンジ色の中玉),フルーツイエロー(黄色い小粒・皮が柔らかい)。 このフルーツトマトが、1793年のアメリカにあったら裁判の結果は変わっていたかも知れませんね。
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