来月は亡父の一周忌を行う予定だが、昨年の新聞のお悔やみ欄に掲載されたのと法要などの買い物をした店舗などいろいろとダイレクトメールが届けられる。ワシントンホテルなどは新聞からであろう。私達夫婦は以前からの田舎の慣習のままの予定である。食事を自宅から出てするなんて毛頭考えていない。近所の親戚の女性にはお世話にならねばいけないが考えて、おいしい手料理を作っていただく。高校時代からの先輩が仕出し店を営業しているが、町内の(大合併で市内が本当だが)仕出し店に頼まねばならないだろう。PCにより〇〇家は何月に何回忌と簡単に出るのが商魂だろう。
昨年葬儀が終わり、一言 「 長いあいだありがとう 」 と妻に言った。嫁としていろいろと献身的に世話をしてくれたと思っているから。親孝行のことを何年も聞いているが私は親不幸だったから妻にはこうも言う 「 お前には、うらめしやなどと化けて出ては来ないだろう 」 とも。父の最期の言葉は二人とも聞き取れず紙に書いて貰おうとしたけれどもわかずにさようならした。おそらく私にではないが妻にありがとうを言いたかったのではと信じている。
ハスのきれいな花が咲くところで親兄弟妻と楽しく暮らしているとも信じてるが、妻に「二人一諸に逝こう、連れて行ってあげるから」と言うと「お父さん先に逝きなさい、私は一諸には逝きたくないから」の返事。まだ20年以上この世においてほしいが、さあーこれから大変身して 「親も待っていてくれる、妻や子もそばへ来たがる人間にならねば・・・。」