モカとティータイム

生まれて2ヶ月で我が家に迎え入れたモカの成長記録と
スローライフな日常を楽しく綴って行きたいと思います。

我が家のカメラの歴史

2024-06-13 16:23:00 | 日記
初めて社会人になって
最初のボーナスで購入したカメラは
NikonのニコマートFTN
というカメラでした

(フイルムカメラの画像は全てネットから
お借りしています)

この時代は
Nikon(日本光学)から
最初の一眼レフカメラとして発売された「Nikon F」の後継機が主流でしたが
新人社会人にとってはとても高価で
手が出ませんでした

その後、FからF2へと
進化した後継機種が発売され
中古市場に出回り始めた「Nikon F」を
やっと手に入れることができました


ニコマートも優れたカメラでしたが
ペンタプリズム・クイックリターンミラー
完全自動絞りの3つの機能が進化した
当時のNikonのフラッグシップだった
Fを手にした時の喜びは格別でした

休みの度に郊外や行楽地に赴き
写真を撮り歩いていた頃の日々が
懐かしく蘇ってきます

撮るのも好きでしたが
カメラ自体にも興味が湧き

当時話題になっていた
日本で初めて一眼レフのAFを実現した
MINOLTA7000iも手に入れることが
できました


被写体にカメラを向けると
瞬時に自動でピントが合い

シャッターチャンスを逃さず
撮影出来ることは
当時としては画期的な事でした

そして、さらに進化した
MINOLTA α9000を購入


NikonFの進化形「Nikon F3」も購入


撮影に出かけることが
楽しくてしょうがない時期でした

そして、さらに趣味が高じて

縦横6cmのフイルム(ブローニー版)
を使用する中判カメラへと
シフトしていきます

最初に手にしたのは

あのコルゲンコーワのキャラクター
「ケロちゃん、コロちゃん」


でお馴染みの

当時、多角経営をしていた
「興和株式会社」で発売された
「ゼンザブロニカ」でした


ゼンザブロニカは
中判カメラの名機といわれた
ハッセルブラッド(スウェーデン)
に比され
和製ハッセルブラッド
とも言われていました

さらに、先輩から譲ってもらった
二眼レフ中判カメラの
「ヤシカマット」を手に入れ


腰のあたりで構えて
上から覗いて撮影するスタイルは
プロのカメラマンになった気分で
公園などに出掛け、パシャパシャと
撮り回った記憶があります

やがて、時代は
デジタルカメラ全盛期と移っていきます

最初に手にしたデジタルカメラは
Nikonの「NikonD600」でした


このカメラは
イメージセンサーがフルサイズです

イメージセンサーとは
人間でいえば網膜のようなもので
レンズが集めた光を結像し
電気信号に変換する半導体(回路)
のことです


イメージセンサーは
アナログカメラのフイルムにあたる所で
サイズによって画質が異なります

フルサイズは35mmフイルムと同サイズで
背景の美しいボケ表現や
深みのある画質表現ができます


そしてついに、10年前に
当時はNikon史上最高画質と謳われた
有効画素数3635万画素の
NikonD810を購入


高い先鋭感と豊かな階調性を誇る
今でも名機として人気の高いカメラです

ミラーレスカメラ全盛期を迎えた今

一眼レフミラーカメラの
シャッターボタンを押した時の
「カシャッ!という音が
今でもとても心地よく感じます


ただ、フルサイズカメラは
重量感もあり
歳を重ねてきた自分にとっては
持ち歩くには少し重く感じ始めました

そこで、数年前に
オリンパスから発売された
OM-D E-M1 の3世代機
OM-D E-M1 Mark III
を購入
イメージセンサーは
マイクロフォーサーズセンサーで

フルサイズセンサーよりも小さい
APS-Cよりもさらに小さく
カメラもコンパクトで高性能



シニア世代にはもってこいのカメラです

もっぱら今はこのカメラを
常用していますが

モカママに最後のわがままを言って
購入してもらったもので
今では一番のお気に入りです

ただ、先日友人とカメラ談義になって
NikonD810が話題となり
また取り出して使ってみました

その時に撮影した写真です


ビョウヤナギに蜜を求めてやってきた
ハナアブです




クチナシの花を撮り比べてみました

NikonD810

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III

テッポウユリも撮り比べてみました

Nikon D810

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III

スマホに取り入れた画像なので
ちょっと判りづらいですが
実際の画像では

Nikon 810の方が
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark IIIよりも
キメが細かく、深みのある画質に
撮れているような気がします
(あくまでも私見です)

D810で、モカも撮影してみました


大伸ばしにしないのであれば
どちらのカメラも
それぞれの特性があり
綺麗な画質を表現できます
両方とも
とても良いカメラだと思います


両メーカーとも
より進化させた後継機を
販売していますが

自分としては今の機種で
とても満足しています
(本音としては、もう買えません 笑)


いずれにしても、17年前に
網膜剥離の診断を受けた時には
網膜の中心にある黄斑部分の近くが
剥離していたので
失明の可能性も指摘された中

2時間の予定の手術が
4時間もかかって終えた手術

それでも、今こうして
風景や花の写真を撮影出来たり
モカと散歩ができて癒されたり
光を感じて生きていられる事に

当時のDr始め、医療スタッフの皆様には
心より感謝しています

ただ、視力も低下したため
マニュアルカメラでは撮影しづらく

今のデジタルカメラの
精度の高いAFが
それを補ってくれるおかげで、こうして
撮影を楽しむことが出来ています


カメラメーカーにも感謝(笑)


そこで、先日意を決して
使わなくなったフィルムカメラを
処分することに決めました

その前に、子供達に打診しましたが
誰も欲しがりませんでした💦

少しずつ、断捨離も始めているので

どなたか欲しい人にでも
使っていただけたらと思い
思い切って某カメラ店に持ち込み
買い取ってもらいました

買い取り価格は
大したことはありませんでしたが

今まで出費を強いて
お世話になったモカママに
感謝の意を込めて
二人で食事を楽しみました

(写真は撮り忘れたのでイメージ画像です)

これからも、日常の何気ない風景を
デジタルカメラで撮影したり

平凡でいられることの幸せを
心のカメラにも記憶しながら

モカとモカママと共に
身の丈に合った生き方で
ゆっくり歩んで行けたらと思っています

それでは、また^_^




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