ギョエテとは オレのことかと ゲーテ言い。
こんな、古い川柳を思い出させるような事態が、フィンランドの建築家「ALVAR AALTO」をめぐってもまた、おこっている。というのも、日本の雑誌などにこの建築家の名前があがるとき、それはおおよそ4通りの仕方で表記されているからにほかならない。
その1 アルヴァ・アアルト
その2 アルヴァ・アールト
その3 アルヴァー・アアルト
その4 アルヴァー・アールト
原因は、苗字、名前それぞれについてカナに変換する場合の見解が統一されていないことにある。じつは、ほかにも苗字をアルヴァル、アルバルなどと表記するケースもごくまれにあって、事態はますます混乱する一方だ。
では、いったいどれが「正しい」のかという話になると、これもまた意見の分かれるところでそうカンタンには答えはでないのである。フィンランド語の発音からすると、苗字についていえば「アールト」がより自然であるように感じる。一方、名前はというと、「r」の発音が巻舌になるのでこれをカナに直すというのはかなり困難だ。それだけにやはり、なにがしかの「きまりごと」をつくって統一したほうがよいのではないか、そう思っている。ちなみに、フィンランド大使館とフィンランド政府観光局では「アルヴァル・アールト」で統一しているのか、おなじ表記をしている(当たり前か・・・)。
以前、『アールトとフィンランド-北の風土と近代建築』を著した伊藤大介先生がmoiに来店された折りにも、たしかそんな話をされていたように記憶している。ぼく個人は、「アルヴァー・アールト」という表記に統一していて雑誌等にもできるだけそのように表記してもらえるようお願いしているのだけれど、もしガイドラインのようなものが存在するのであればいつでもそれに変更する心づもりはできている。もちろんそのときには、moiの「ブレンド」の名前もまた変わることになるわけだけれど。
こんな、古い川柳を思い出させるような事態が、フィンランドの建築家「ALVAR AALTO」をめぐってもまた、おこっている。というのも、日本の雑誌などにこの建築家の名前があがるとき、それはおおよそ4通りの仕方で表記されているからにほかならない。
その1 アルヴァ・アアルト
その2 アルヴァ・アールト
その3 アルヴァー・アアルト
その4 アルヴァー・アールト
原因は、苗字、名前それぞれについてカナに変換する場合の見解が統一されていないことにある。じつは、ほかにも苗字をアルヴァル、アルバルなどと表記するケースもごくまれにあって、事態はますます混乱する一方だ。
では、いったいどれが「正しい」のかという話になると、これもまた意見の分かれるところでそうカンタンには答えはでないのである。フィンランド語の発音からすると、苗字についていえば「アールト」がより自然であるように感じる。一方、名前はというと、「r」の発音が巻舌になるのでこれをカナに直すというのはかなり困難だ。それだけにやはり、なにがしかの「きまりごと」をつくって統一したほうがよいのではないか、そう思っている。ちなみに、フィンランド大使館とフィンランド政府観光局では「アルヴァル・アールト」で統一しているのか、おなじ表記をしている(当たり前か・・・)。
以前、『アールトとフィンランド-北の風土と近代建築』を著した伊藤大介先生がmoiに来店された折りにも、たしかそんな話をされていたように記憶している。ぼく個人は、「アルヴァー・アールト」という表記に統一していて雑誌等にもできるだけそのように表記してもらえるようお願いしているのだけれど、もしガイドラインのようなものが存在するのであればいつでもそれに変更する心づもりはできている。もちろんそのときには、moiの「ブレンド」の名前もまた変わることになるわけだけれど。