皆さん、こんにちは!
ITエンジニア科4年制の若井です。
皆さんはITのニュースをどれだけ見ていますか?
私自身、毎日のように記事を追っている訳ではありません。
ただ、ここ最近、IT業界としてはインパクトのある記事が続いている気がします。
その中でも気になった記事は以下の2つです。
①江崎グリコ 物流センターでのシステム障害
②KADOKAWAがサイバー攻撃によりシステム障害
まず、①ですが、皆さんも大好き(?)なプッチンプリンでお馴染みの江崎グリコの件です。
4/3(水)にシステムの切り替えを実施した際、障害が発生してしまったそうです。
この影響で、チルド食品を扱う全国の物流センターの業務を一時停止しています。
江崎グリコのWebサイトを確認したところ、再開は6/25(火)とのこと。
通常、大きなシステムの切り替えを行う場合、万が一失敗した場合に備え、「コンティンジェンシープラン」を検討するのが一般的です。
今回、切り替えがうまくいかず、業務影響を与えています。
旧システムに切り戻す判断をしなかったのが、元エンジニアとしては非常に気になります。
「アーモンド効果」を始めとするチルド商品が出荷再開して欲しいものです。
※案件ではありません
次に、②ですが、こちらも皆さん大好き(?)なニコニコ動画でお馴染みのKADOKAWAの件です。
6/8(土)に障害が発生し、その原因がサイバー攻撃に寄るものだということが発覚しています。
また、攻撃の確認後、被害拡大とデータ保全を目的にデータセンタ内のサーバをシャットダウンしたそうです。
この影響として、国内の紙書籍の受注システム、物流システムのほか、Web事業サービスも停止しています。
攻撃者としてみれば、してやったりなのかも知れません。
それでも、多くの人が利用するサービスを停止させたこと自体は、許されるものではないと感じます。
どちらの記事も、その影響範囲が非常に大きいような気がしました。
エンジニアの実力と言うのは、こうした不測の事態にこそ問われると思います。
記事を読んでいる限り、他人事のようにも思えます。
ただし、学生の皆さんが目指しているのは、そういう世界です。
他人事と思わず、自分だったらどうするというのを考えられると良いと思います。
ちょっと真面目過ぎて、肩が凝りますかね( ´艸`)