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船橋情報ビジネス専門学校

身近で起きた出来事を更新していきます!!

空木岳~千畳敷縦走登山

2023-09-15 21:22:40 | Weblog

こんにちは。

情報ネットワーク科 高橋です。

 

今年は比較的天候に恵まれ、例年以上に夏山シーズンを満喫できました。

今回は、恐らくこれまでで最もきつかった登山であろう、長野県は空木岳(うつぎだけ)~千畳敷(せんじょうじき)縦走の模様をお伝えします。

登山開始です。と思いきや、早速登山口に不穏な掲示が・・・!

とのことです。

小屋に飲み物が売っているつもりだったので、慌てて自販機まで戻り2日目の飲み物を調達してから再出発しました。

 

いいキノコです。

 

途中池山小屋付近の水場です。ここで水分を調達。

水の出が安定していないという情報があったので不安でしたが、今回は絶好調に出続けてました。

 

  

マセナギ、ヨナ沢の頭、大地獄小地獄などなど、独特な地名が続きます。

 

さて、本日宿泊する駒峰(こまぼう)ヒュッテに到着です。

この小屋は登山口から標高差が2000mもあり、かつ素泊まり小屋のため食料や寝具を自分で担がなければなりません。

要約するとべらぼうに疲れます。

※シュラフは有料で貸し出し有で、銀マットは常備されています。テントは張れません。

 

小屋からの景色。だいぶ雲が上がってきました。

ブロッケン現象(虹の輪)が見られました。

自分の影が中に映りこんでいます。

 

夕焼けがきれいです。

 

~次の日~

空木岳山頂付近からの朝焼けを見て、2日目スタートです!

このコースの特徴は、ここから山をいくつも越えるためとにかくゴールまでのアップダウンが激しいことです。

要約するとべらぼうに疲れます。

手始めに、ヒュッテから空木岳山頂まで70mほど登ったのち、一気に300mほど下ります。

 

はるか下に小屋が見えます。下り切ったら木曽殿山荘で一息。

 

ここから東川岳まで、今度は200m近く登り返します。

 

しかも東川岳はかなりの急登。見上げるような斜面を這うように登ります。

登り切ったらまだ先がある!!ということがこのコースは本当に多いので、事前に把握しておくとメンタル的に楽かもです。

 

 

東川岳から見た空木岳です。

木曽駒方面からくるとこの登りで絶望しそう。。。

 

一見ただのハイマツ畑に見えますが、なんとここがルートです。

ハイマツをかき分けかき分け進む箇所があり、より体力を持っていかれます。

 

  

熊沢岳、大滝山、檜尾岳、濁沢大峰、島田娘・・・

数々の山を登って下っての繰り返しです。

 

やっとの思いで今回最後の山、島田娘に到着。

もはや「~山」とかでもなくなりました。

ゆっくり休みたいのですが、この時期はあまり時間が遅くなると落雷が発生するので注意です。

ラストスパートを急ぎます。

 

 

そしてようやく千畳敷ロープウェイに到着。見覚えある景色に圧倒的安心感。

このころにはすべてが霧に覆われ、千畳敷カールなんてとても見えませんでした。

 

今回の山行は結構バテてしまい、時間もかかってしましました。

原因は、距離の長い不安定地の歩行技術不足と、無駄な荷物を持ちすぎていたという点かと思います。

今後に向けてトレーニングと荷物見直しの重要性を痛感した山行でもありました。


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この坂道を毎日登って

2023-09-15 16:48:19 | Weblog

「この前はありがとうございました(中略)、9/15・16に文化祭があるので、

よかったら聞きに来てください!!」

6月くらいの話ですが高校生から、パソコン宛てにのメールが届きました。

写真は、市川市と船橋市の分かれ目くらいにある道路です。

私にとって縁も所縁もある道路です。メールをくれた高校生も、この道路のご近所に住む方です。

なんでもない坂に見えますが、実際に走ってみると長い坂が続き、結構な体力を消耗します。

その高校生は、この坂道を毎日登っては下ってを繰り返し、その先にある学校に通われています

 

お互い手に取るようにこのあたりの土地感がわかるので、

5月に高校の体育館で始めてお会いした時にも、この道路付近の話だけで随分盛り上がりました。

 

話はそれだけにとどまらず、今がんばっていることの話になりました

 

「軽音部でキーボードを担当していて、文化祭で演奏するんです"Mrs.GREEN APPLE"の曲を弾きたいです。

 明るくって青春って感じでいい曲だなと思って、みんなに提案してみましたでもとっても難しいです。

たくさんの練習が必要です。」

 

弾むようなメロディで、明るい気持ちにさせてくれるこのグループの歌が魅力的で、

毎朝と言っていいほど欠かさず聞いている大好きな歌手の一つです ついその話に前のめりになりました。

「すばらしいチョイス!」「なんでその曲を弾こうと思ったのかな?」

「なぜみんなに勇気をもって提案できたのかな?」

「弾くの絶対難しそうだけど弾けたらかっこいいな、どのくらい練習しているのかな?」

「お話している時の表情がキラキラしていて、純粋なこの子にもピッタリの選曲!」

いろんな胸の高鳴りからつい前のめりに話を聞いてしまっていました。

 

高校生からメールが来たときはびっくりしましたし、別の用件も含まれる内容の中での一文なので、

気を利かせてくれた社交辞令かもしれませんが、粋なメールをくれた嬉しさと「頑張ってほしいな」とお祈り

するようないう気持ちになりました

 

都合上残念ながら見に行くことはできないのですが、文面通りであれば、今日演奏は行われたでしょうか?

 

私も今朝、この写真の道路を登りましたが、

文化祭を迎えたであろうその高校生は、どんな気持ちで今日この坂を登って学校に向かったのだろうか?

いろんなことを想像しながら坂を登りました

 

その日以来お会いできてないですが、素敵な音楽を奏でていることを祈ってます。

もし、また会うことができたら今日のことを聞かせて欲しいです

 

小笠原


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