ビジネスコンピテンシー研究所の稲垣です。
マイナンバー制度が開始されましたね。当分の間は「税」「社会保障」「災害対策」に限って使用されます。そのため、職場にマイナンバーを申告しなくてはなりませんが、法律上、個人が自主的に職場へ提出することにになっています。
ところで、マイナンバーカードに搭載されるICチップには
(1) マイナンバー
(2) 氏名
(3) 性別
(4) 生年月日
(5) 発行時の現住所
(6) 顔写真
のデータが登録されるそうです。もちろん、これらのデータが簡単に読み込まれては困りますので、データを取り出す時の情報漏えい対策として「暗号化する仕組み」が組み込まれる筈です。そして、マイナンバーカードは、あらかじめ登録したパスワードと照合して復号し、使用可能となります。なお、ICカードの容量ですが、スタート時にはわずか30%程度であって、これからマイナンバー制が改正されるたびに、様々なデータが組み込まれるそうです。
さて、運転免許証も同じICカードですが、このICチップには
(1) 免許証番号
(2) 氏名
(3) 生年月日
(4) 本籍
(5) 発行時の現住所
(6) 顔写真
(7) 交付日や有効期限
(8) 免許の条件等
のデータが登録されているそうです。他人の免許証に顔写真を張り替えても、データの写真と照合すれば偽造がすぐにばれてしまいます。ちなみに、免許証は空欄になっている「本籍」については、データとして登録されているそうです。なお、交通違反や事故の記録はICチップには入っていないそうですのでご安心を・・・