たぶん電波は保守なのよ。

　「同人音楽サークル
おでんぱ☆スタジオ様を
今日も、聞いてる七音です。」
「まだ、それ引っ張るのか？」
「七姉ぇお気に入りなのだ♪」
「うん。MOSAIC.WAVを初めて聞いた
時のような衝撃ね♪」
「どんな衝撃だよ？」
「一人でも破壊力抜群！主役クラスを張れる
ロリボイスの声優さんが四人も所属なのよ♪
もう、たまんないわ♪」
「うっ…おなか一杯だろ…」
「みんな天才。凄いんだけど、
あえて選ぶなら、私は、えへへ
ドミソちゃんかな～
かわい過ぎるわ♪」
「七姉ぇよだれ。」　「じゅる、おっと」
「しかも、音楽サークルは、仮の姿
実は、謎の生命体ヲタから世界を守る
秘密特務機関！なのよ♪ステキ♪」
「あっそ…で…？」
「やっぱり、こーゆー設定は必要と
思うわけよ。
そこで、我々も萌リア放送局も
見習って防衛活動に参加します。」
「はっ？どうやって？誰と何と戦う？」
「東京都尖閣募金に寄付します！」
「ぶっ！何と。」
「ソコ。吹くんじゃない！
私はまじめよ！
革新的利益？舐めんじゃないわよ。
アレは日本の絶対領域よ！
ATフィールド全開断固死守。
よ！
保守は美人との認定も
あるみたいだしね♪」
「小琴もするのだ。五百円。」
「私もするわ♪千円。えっと…
小笠原募金。」by寧々
「違います。総司令（都知事）に
叱られます。覚えましょう。
尖閣です。」
「あっそう、ソレ。来るなら来なさい
ダダダダ…」
「やってやるのだ！」
「絶対防衛宣言とかそーゆー歌
ないかしら、明日の放送で使って
発表ね。」
「ふふふ、これで、われわれも
防衛組織の肩書きを手にいれた
わたよ。マスゴミは隠したい
みたいだから、一石二鳥ね♪」
「まあ、悪いことじゅあないし
変な音楽収集より有意義だよな。
オレも、千円くらいならするよ。」
「うんうん、どう、托っくん。
防衛隊になった気分は？
ふんふん♪リア充よね…」
「たぶん、ソレ…使い方、間違ってる
と思うぞ…七姉ぇ…」
「気分充実！明日から、また、
ガンガン、電波ソングを掛け捲る
わよ♪」
「げっ、総司令（都知事）粛清を！」
「黙るのだ！」　バシッ！