吉良吉影は静かに暮らしたい

植物の心のような人生を・・・・、そんな平穏な生活こそ、わたしの目標なのです。

倚松庵(谷崎潤一郎旧宅)を訪ねて

2022-03-06 15:01:00 | 日々美しいものに触れようよ
 谷崎潤一郎の『細雪(ささめゆき)』をごご存知でしょうか。あれは大阪は船場のオハナシですが、その舞台となった谷崎潤一郎の旧宅『倚松庵』が移築されて神戸にあるのです。


※入口には倚松庵の由来を書いた石碑が建ってます。

 玄関を上がって中を見学させていただきます(無料なんですよ❗)。


※応接室の暖炉跡です。


※書棚には本がギッシリ❗

※当時の電話機が実にクラシックな雰囲気を醸し出しています。


※お風呂は五右衛門風呂です。

※二階に上がると・・・。


※和室になってます。大きく開いた窓がステキです。


※谷崎潤一郎が使った文机。


※床の間と偏額


※季節の花が飾られています。


※廊下の突き当たり。

 庭に出てみましょう。


※これは物干し❔藤棚❔


※梅の花がさいています。手入れが行き届いています。

 おだやかな休日の散策を楽しみました。








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2 コメント

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モバさまへ (くりまんじゅう)
2022-03-07 19:59:05
2年ほど前NHKアーカイブスで『文豪の恋文』という番組がありました。
谷崎の3度目の結婚は 谷崎・松子ともに家庭があったため
苦労して一緒になった時 谷崎は50を超えていました。

松子と一緒になって ここで名作『細雪』が執筆されたと
番組から知りました。谷崎が松子に宛てた恋文は達筆のみごとなもので
御寮人様から始まる手紙は 結婚してからも続いたと聞きました。

NHKの番組を観てblogに載せたら 神戸のblog友がここへ行った聞き
一度行きたいと思っていました。

モバさまの鮮明な写真から 外も家のなかも当時の雰囲気
そのままに いい家ですね。当時は贅沢な造りだったでしょう
とてもロマンチックです。
タダで見せてくれますか 管理料も要るでしょうに親切ですね。
Unknown (管理人)
2022-03-08 21:45:39
こういう施設があると『市民税取られても、ま、いっか』と思えますね。

私なんかは子供時代を過ごした実家が『ちょうどこんな感じだったよなぁ』と思ってしまいました。

機会があれば、ぜひ一度ご覧になってくださいませ。

今後ともよろしくお願いいたします。

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