土で愉しむ

趣味の陶芸や毎日の暮らしのことなどを綴ります。

陶工房

2006-04-15 | 陶芸

ほぼ1ヶ月ぶりに陶工房へ。

クラフト工房の前には、手作りの鯉のぼりが上がっていた。
芸術の森は、陶芸だけではなく、染色、織物、木工などが出来る。

      

今日は、来週はなこママさんが借りた窯に入れてもらうために釉掛け。
板2枚分だけなので、すぐに終わるかと思ったんだけど、夕方までかかってしまった。

      

これは、掛け終わったあと。
釉薬は、白マット、土灰釉、白鳳マット、灰透明、青磁釉、それに黄伊羅保。
黄伊羅保は、これを使ってスプレー掛けにしてみた。

       

瓶の方に、釉薬を入れて、ガスの圧力により霧状になって出るというもの。
コンプレッサーのように使えるのでとても便利。
かなりの大きさのものに使える。
卓上コンロのような専用のボンベが取り替え用に売っているので、予備に買ってある。
本来は、木工のペンキ塗りなどに使うものらしい。
陶芸仲間のYさんが見つけて、かなりの人たちが買った。
工房では、コンプレッサーも使えるんだけど、あまり大きなものじゃない時は手軽で便利だし、家でも使えるので。
ただ、家で使う時は外でなきゃ、駄目だけど・・・

釉薬掛けに時間が掛かったのは、穴窯の打ち合わせもあったからでもある。
土の見本を先生が持って来てくださって、どちらを使うか、急遽集まった人たちで
話し合いをした。
土は黄の瀬を使うことには決まっていたんだけど、A級品とB級品があり、値段も
かなり違うので・・・


   
   左 A級品、右B級品。

値段は、倍以上違う。
Aは、不純物がほとんどはいってない感じだが、Bの方は、いろいろ入ってる。
しかし、高い土を使ったからと言って、いい作品が出来るとは限らない。
でも、あとで後悔するのもいやだし、と言うことで、結局半々に使うことになった。

その他に、萩の大道土も持って来てくださったので、別に少し買うことにした。
穴窯でも、釉薬を掛けてもいいらしいので。

どちらも原土なので、砕いたり、篩に掛けたりして、土を作らなければならない。
そろそろ、穴窯に向けて活動開始かな?