土で愉しむ

趣味の陶芸や毎日の暮らしのことなどを綴ります。

術後6日目

2004-10-06 | 乳がん
今日は、5?回目の誕生日。
病院で迎える誕生日は初めて。当たり前か。

痛み止めのロキソニンが今朝で終り。
これからは痛いときのみ、とのこと。
でも、今までも痛み止めが必要なほど痛かったことはない。

朝食を食べてたら、主治医のH先生がディルームまで顔を出してくださった。
「食べ過ぎないように」と注意された。
食欲は旺盛だから気をつけないとね。

職場からメールが来た。
職場の人には何かあったら、携帯にメールを貰うことにしたので、
病院は教えてない。
お見舞いとか、気を使わせるのが申し訳ないので。
公衆電話から電話して、ファイルを教えて見てくれるように頼んだ。
こんなとき、メールって便利。

リハビリ3日目。
療法士さんに、肩の力を抜いてって言われるんだけど、つい力が入ってしまう。。

午後、陶芸友達のはなこママが来てくれた。
今回の入院を知らせたのは彼女だけかな。
陶芸の雑誌を持ってきてくれた。
嬉しい!!
ディルームで話していたら気がつくと2時間くらいも過ぎていた。

夜には夫が仕事帰りに寄ってくれた。
マカロニの茹で方を教えて欲しいと言うので、袋に書いてあるとおりで
大丈夫と教えた。
マカロニサラダが好きなので、売っているものでは物足りないようだ。
少しずつ、レパートリーが増えていくようだ。

夜8時過ぎ、主治医のH先生とチームのO先生、Y先生が来てくださった。
毎日、かならず担当の患者の様子を見に来てくれる。




術後5日目

2004-10-05 | 乳がん
昨夜は割りとよく眠れた。
9時半過ぎには眠ってしまい、4時過ぎにトイレに起きるまでぐっすりだった。
ドレーンが入ってるので、点滴台をゴロゴロと引きずりながらなので、周りに申し訳ないと思う。

回診後、身体を拭いてもらった。
胸帯は自分で取り替える事が出来た。
まだ、腕を動かすのは不自由だけど、なんとか出来た。

午後、リハビリ2日目。
終わったあと、ちょっと筋肉痛?かな。

午後暇なので、洗濯をした。
コイン式の全自動洗濯機と乾燥機があり、自由に使える。
夫に洗濯を頼むのも悪いので、できるだけ自分でやろうと思う。

担当の先生のうち、ひとりが交代したんだけど、今度の先生は人間ドックで
触診をしてくれた先生。まだ若い先生だけど、ドックの時には多分良性だと
思うなんて言ってたのでちょっと不信。
まだ若いから仕方がないのかも知れないけど、精密検査を受けるかどうかの
決断にかかって来るんだから、気休めみたいなことは言って欲しくない。



術後4日目

2004-10-04 | 乳がん
夜中、寝返りを打った拍子に術側の肩が図ズキッとした。
朝、看護師さんに言ったら感覚が戻ってきているからと言われ、安心した。
朝、採血2本。午前中に胸部レントゲン。

回診後、病棟にある公衆電話から職場に電話した。
職場には、検査入院と言うことにして、もしかしたらそのまま手術になるかもと言って来た。
上司と人事担当には言ったけど、他の人には言わないようにお願いしてきた。
上司には、手術が無事終わり、順調であることを報告した。

午後からリハビリ。30分くらい、いろいろと話しながら、術側の腕を動かす。
横に開くときがやはり痛い。陶芸をやっているので、粘土をこねるようになりたいと話すと、目標があるといいですね、と言ってくれた。そして大丈夫、できるようになりますよとも。頑張ろう!

手術前  屈曲170度、外転160度、内旋65度、外旋90度、握力25.1キロ
今日     150度、  135度   65度   80度   26.1

握力は手術前より1キロ増えてたよ。

お昼の食事から、普通食。全粥からご飯になった。

シャンプーをして貰った。まだ、手を上に上げられないので。
それだけでも、随分すっきりした。

夜8時半過ぎ、就寝時間もまもなくと言う頃、主治医のH先生が来てくださった。チームのO先生とN先生と3人で。ほとんど毎日様子を見に来てくださる。今日は、ドレーンを止めているテープのところが痒くなっていたので張り替えてもらった。

入院は3週間くらいと言われているんだけど、今回はテレビは見ないでおこうと思い、ラジオを聞きながら本を読んでいる。最近読んでなくてたまっている本をこの際、読もうと思っている。

術後3日目

2004-10-03 | 乳がん
夜中1時半ごろ、目が覚めてトイレへ行った。
その後、なかなか寝付けなかった。考えてみれば、いつもその時間起きているのだから無理ない話だ。

回診、日曜日も変わらず回診がある。休みの日のほうが外来がないので、回診の先生も多くて、10人くらいもいてびっくりだった。
傷を見たいというと、気持ち悪くなかったらと言って、鏡で見せてもらった。
傷は10センチくらいでホチキスで止めてあった。ちょうど、地図の線路記号のよう?

お昼過ぎに夫が来てくれた。鳥のから揚げ、フライドポテト、肉じゃがの作り方などを教えて欲しいというので、メモを書いて持たせた。
息子がいるので、夕食頑張って作ってくれているらしい。

廊下の窓から手稲山とJRタワーが見える。夕焼けが綺麗だったので、デジカメで写真を撮った。

術後2日目

2004-10-02 | 乳がん
夜中の雨の音で目が覚めた。3時半だった。
朝には止んでいたが、曇り空。
朝の検温の時に、看護師さんから夜寝ているときにドレーンの管を身体の下にしていたとのこと。なんだかゴソゴソしてるなと思ったんだけど、そのせいだったのね。
土曜日は体重計測、ナースセンターの前に置いてある体重計で計る。59.4㎏、久々に切った60kg。

朝食のとき、Sさんに会った。食欲がないようなので聞いたら、抗がん剤治療が始まったとのこと。彼女は術前にも抗がん剤をしたが、術後にもすることになったとのことだった。かなり、辛そうだった。

9時半から回診。今日は土曜日だが、外科病棟は土日も回診がある。
外科の先生たちが交代で毎日回診する。
今日は、主治医のH先生だった。ガーゼ交換、順調な回復と思う。

回診の後、1階の売店まで行ってみた。蛍光ペンとオレンジジュース、それと別海のヨーグルトが美味しそうだったので買ってみた。病棟にも自販機があるがお茶と水だけ。
その後、公衆電話のところでだけ携帯が使えるので、娘に手術が無事に終わったことと順調に回復してることをメールした。

3時過ぎに夫が来た。休みなので、掃除、洗濯と忙しかったようだ。
普段も掃除はしてくれるのだけど・・・
毎日来なくてもいいと言ったんだけど、暇だから明日も来ると言って帰っていった。

夜、思いがけず息子が来た。
普段あまり話をしないんだけど、夕飯に付き合いながら、いろいろと話して行った。こういうのを怪我の功名とでも言うのだろうか・・・

抗生剤の点滴は今夜で終わり、点滴の針も抜いてもらってすっきりした。

術後1日目

2004-10-01 | 乳がん
長い夜がやっと明けて、明るくなった。
天気も良さそうだ。看護師さんに「いい天気のようですね」と言ったら、風が冷たくて寒いと言うことだった。今日から10月だものね。
麻酔の先生と、主治医のH先生が様子を見に来てくださった。
特に痛いところもないし、気分も悪くない。
身体を拭いて貰い、手術着からパジャマに着替えて、病棟からの迎えを待つ。
その間、点滴棒を押しながら歩く練習をしたり、回復室のなかにあるトイレにも行った。
ちょっと痛かったけれど無事に出ました。もちろん小の方です。
点滴は抗生物質。あと傷口から体液の排出のためドレーンが出ていて、それを受ける容器を点滴棒にぶら下げている。
10時半頃、病棟から看護師さんが迎えに来てくれて、歩いて病室へ戻った。
エレベータを待っている間、看護師さんが「失礼だけど、そんなに胸が大きくないのにどうして癌になったんだろう、胸の大きい人はなりやすいんだけど」と聞かれた。思わず返事に詰まった。ムッとしたけど、怒る元気もなくて「どうしてかな、ビール飲んでたからかな」と言うと笑って「私も飲むよ」と言っていた。
どうして癌になったのか、私が知りたいよ。少なくとも手術を終えたばかりの患者に看護師が言う言葉ではないよね。
お昼から食事が出たが、全粥でおかずは普通。食欲もあり、ほとんど完食。
午後の検温で37.5度の熱があったので、氷枕を貰った。
お昼から痛み止めのロキソニンと胃薬のムコスタを1錠ずつ。
傷は、上のほうが触ると痛い気がするが、普通にしてると痛みは感じない。右上腕の後ろが痛い。
リハビリ担当のKさんが来てくれて、腕の動きを確認。思ったよりよく動くようだ。
月曜日からリハビリに運動療法室へ行くことになる。

夜、夫が仕事帰りに寄ってくれたので、洗濯物を頼んだ。コイン式の洗濯機があるので来週になれば自分で出来ると思う。
手術後の説明では、乳腺は綺麗に取れ、リンパは2個取ったとのこと。(これは、後日主治医に確認したら、12個のうち、2個が腫れていたとのこと)病理の結果がわかるのは3~4週間後になるので、治療法を決めるのはその後になるとのことだった。

夫が帰った後、主治医のH先生と、O先生が来てくれた。
たまたま横になっていたときだったので、「寝てばかりいないで、動くように」と言われた。

夜、抗生物質の点滴あり。