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あちらのブログの裏話

生き返ったRIMM

2009-10-03 10:24:03 | パソもん

 DVDも再生出来るようになった見捨てられしIBM
さすがXeon
 あまり私の話題に出てこなかった IBM IntelliStation Z-Pro(詳しくはリンクでIBMへ)およそ8年前のPCだが拙のHPにある MadCOMPUTER のEpisode16、Episode19 にあるようにワークステーションで CPU が Xeon 1GHz なんでそこそこ使えるマシンだったが、メモリーがRIMM (Rambus Inline Memory Module) という特殊なモノ。導入当時、IBMの純正があまりにも高価だったのでサードパーティーのメモリを買うからノーマルの256KB (128KB 2枚)でええと。そして日本橋で256KBのRIMMを2枚手に入れるが、「自作機では動くが、メーカーマシンでは動かない」と言われていた。
 
 IBM の純正 RIMM TOSHIBA JAPAN と表記されている
 まさか~という思いでそのメモリーを買ったが・・・・どう刺し方を変えても認識してくれなかった。いずれ RIMM も一般化するやろうという思いがそのクズの2枚の RIMM を引き出しになおさせた。が、そんな使い勝手の悪いメモリーの規格は捨て去られ、現在に至っては中古でしかお目にかかれないシロモノになってしまった。
 
 認識されなかった HyNEX 製の RIMM
MADE IN COREA となっている
 そんなメモリープアな状況ではまともにワークステーションとしての機能は果たせる訳はなく、サーバーとして使っていた。
 引越しで娘の下へ管轄が移り、私的にはお役御免のマシンだった。
 ところが、ある事情でもう一台PCが必要になった。もし、こいつをWin2000で運用させたらええかもしれないと。本来、OSとしてWinNT Win2000pro が同梱されていたが、一度もそのOSを使わずにいた。
 娘から引き取り、全ての HDD をチェックし、初Win2000 をインストール(もうすぐサポートがなくなると言うのにアホですなぁ~)思惑通り(OSが若干軽い 軽いからとWinNT ではなぁ)の動きをしてくれた。ふと、だめもとであのメモリーを引っ張り出して装着
 
 メモリーの下はHDDの放熱ダクトのように何もなく、拡張ボードを刺すのみ
 RIMM の上のアルミの剣山がCPU
 めちゃくちゃ重いんでキャスターボードに載せてギックリ腰予防
 何と!認識した。あれだけ悶々としたのがウソのように。8年の歳月がそうさせたのか、Win2000 がそうさせたのか。それを確かめるのにはリスクがある(せっかく機嫌よく動いたはるんやさかい、それに水を差してはなぁ)このマザーのメモリのリミットは1GBなんで、256MB+512MB=768MB となり丁度いい。CPUがええんで512MB でもええぐらい。もちろんHDD は Dual Channel Uitra 160 SCSI なんで悪いはずがない。
 
 システム Windows2000 となっている
 そして、785.904 KB RAM となっている
 調子に乗ってついでにDVDも付けてみた。DVDの再生には Pentium 1GHz 以上が条件。んなモン!こちとら Xeon!とこわごわ再生を試みる。やったー!!フル画像でDVDが再生できた。それもひっかかりナシ。IllustratorもPhotoshopもばっちり動くでぇ。さすがメモリ様やぁ~
 まぁ今時の話やないわなぁ~

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