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「トーヨー新報」食客日記

豆腐などの大豆(加工品)、こんにゃくを中心に、日本・世界の食文化……その他諸々について、あれやこれやと夢想する日々です。

回ってみた

2012-06-09 13:18:55 | グルメ
       
大阪・天満の 欲バル街バルイベント一食即発
――昨夜の出遅れを回復せんと、本日は正午から回ってみたよ。
       ☆
まずは、たこ焼き 呑み処たこ丸」。
ぴり辛たこ焼き5個と生ビールを1コインで。
(後から生ビール1杯をお代わり)
どちらかと言うと、明石焼き寄りのたこ焼き、つまり、かなり
ゆるゆるのたこ焼きで、呑んだ後の方がさらに美味しいかも。
まあ、その辺の好みは、気さくな大将らが合わせてくれるかもしれない。
しかし、最初から「呑み処」として使おうと思えば、
また別方向のメニューが必要になるかもなあ、と気にはなった。
       ☆
串焼き市場じげん」は、正午を回っても、しばらく
うだうだしている雰囲気で、今回は見送った。
家と駅の行き帰りの途中に在る店なので、
慌てて、どうのこうのしようとも思っていない。
ジョニーのからあげ」は、テイクアウト・メニューの
説明がわかりにくくて、スルー(ここも毎日通る店)。
       ☆
旨い酒と肴呑喜」では、呉豆腐と日本酒を 300円で提供。
酒呑みには堪らんよね。冷や酒もきちんとしたものだし、
もちもちした呉豆腐の食感が最高。「菊姫」(濁り)を
ちびちびお代わりしつつ、ランチ・タイムに
長っちりの客はあかん、あかんと早々に退散したけど、
北九州を前面に出したメニューには、かなり興味津々。
しばし間を置いてから、じっくり、味わいに来たいなあと思った。
今年4月からのオープンと語る 大将の精悍な目付きが印象的。
       ☆
丹波 鍋ホルモンかわむら」は、今日も初手から行列。
(いつも お世話になっているだけに、嬉しさ半分、寂しさも半分)
土曜日、「コアラのおにぎり屋さん」はお休みだったのかな?
閉まっていたので、「寛子」で女将と世間話を交わした後、
(また)たこ焼きを買って帰宅する。
……あ、「寛子」はこのイベントには不参加ですぉ。

一食即発

2012-06-09 06:57:20 | グルメ

昨夕から、地元の大阪・天満で、欲バル街バル イベント
一食即発」が開催されている。今回で3回目。
500円のバッジを購入して、イベント参加の飲食店などへ足を運べば、
各店一押しのメニューを1コインで楽しめるという趣向。
メール予約していたバッジを引き取ったはいいけど、
雨も本降りになっていたというのに、どこの店の前にも長蛇の列。
いつもよく通っている常連の店にすら、足を運べない始末。
地元のお店の人気が上がるのは喜ばしいけど、ちょっと寂しかった。
でも、今日・明日も正午から開かれているので、また様子を見に行くのだ。

道を切り開くこと

2012-06-08 12:12:49 | 業務連絡

本日は「6月11日号」下版の真っ最中。だけれど、
購読者の方から問い合わせが来たらば、当然そちらも優先。
豆腐年鑑』にまつわる細かい数値の意味合いについて。
煩雑?!なデータの背後には、膨大な意味が隠されている。
それらを根底から押さえて、考えられる要因を一つひとつ
拾い上げていく思考過程は、たまらなくスリリングだ。
現実的な解答は(凡庸なクイズじゃあるまいし)一つではない。
考えていくこと自体がひとつの道なんだ。それが楽しい。

物言わぬ人へ

2012-06-08 09:18:41 | 囁き

何かになろうと小細工を弄している者のやることなど
勝手に放っておけばいい。君はそのままでいい。
本物は(もし、そういう者がいればの話だが)
そこにいてくれるだけでよいのだ。
自信を持って、粛々と進めていけばいい。
ぼくは待っている。ぼくは見守っている。

夢の形式

2012-06-08 08:42:17 | 文学的な

トレープレフ 「だから芸術の新しい形式が必要なんだ。
         新しい形式が見つからないなら、
         なんにもないほうがまだましだ」
       ☆
ニーナ    「あなたのお芝居、やりにくいわ。
         生きてる人間が出てこないんだもの」
トレープレフ 「生きてる人間! 肝心なことはだね、
         人生をあるがままに描いてもだめ、
         あるべき姿を示してもだめってことなんだ、
         夢に現れるような形でなくちゃ
(小田島雄志=訳、アントン・チェーホフ『かもめ』)

たらい回し

2012-06-07 18:29:01 | 業務連絡

厚生労働省に長電話。担当の係の者を探しあぐねられ、
結局、タイム・オーバー。各都道府県の保健所に
話を振る必要はないし、根本的な法の理念(と言うほど
大仰でもない)を確かめておきたいだけなのに、
何で逃げまわるかなあ? 再チャレンジだな。

流れの中でコストを計る

2012-06-07 12:55:45 | 業務連絡

工業化の時代を通じて、原動力となったのはコストだった。
食料の生産と供給が需要を満たすようになるまでは、
都市や工場には食料が高く売れた。
それが一時的に刺激となって食料生産が人口増加を上回り、その結果、
工業経済地域で暮らす恵まれた人びとにとって食料は安くなった。

これは偶然でもなければ副産物でもなく、
あらゆる活動分野で単価を下げて市場を拡大しようとする
産業化推進者の意図的な戦略だった。
人口が増加傾向にある時代には、この戦略は功を奏した。
食品が安ければ安いほど、利益は大きくなったのである。

(フェリペ・フェルナンデス=アルメスト『食べる人類誌』)
       ☆
そうして(会長の再三再四にわたる指摘を待つまでもなく)、
現代の日本は人口減少化少子高齢化)時代に突入している。
言い換えると、もはや、食品が安ければ安いほど
利益が大きくなったはずの時代ではない。絶対に。
わが国の人口減が避けられないというのであれば、
食品に よりコストをかけられる層の底上げを図るか? 
(収入の多寡と食料支出の増減は必ずしも比例しないだろうことがネック)
あるいは、どの食品メーカーも本格的に国外へ市場を求めていく時代なのか?

パン > コメ

2012-06-07 12:05:56 | グルメ

総務省統計局では毎月、家計支出調査の結果を公表しているが、
2012年5月下旬に出された最新の数値によると、
一般家庭(1世帯当たり)の食料品支出額において
パンが初めてコメを上回った
――という。
いついつまでも、豆腐をご飯や味噌汁とセットでのみ考えてしまう
“和”の発想法に囚われ過ぎると、豆腐の消費拡大は早晩、頭打ちになる。
そういった「硬直化」を軽やかにすり抜け、
新しい豆腐、新しい国の在り方を提示していかなければならない。

ブラッドベリ

2012-06-07 08:51:56 | 文学的な

作家のレイ・ブラッドベリがロサンゼルスで
昨日(6月6日)、亡くなったと知る。享年91歳。
子供の頃に親しんでいた作家だけに、逆に
まだ生きていたのかという驚きと悔しさがいっぱい。
純文学やらSFやら、推理小説やらホラーやらと
レッテルを貼って読む人らにはわかりづらいだろうけど、
普通に面白い小説を書いてくれる良い書き手でしたね。
ぼくは、恐竜との邂逅をリリカルに描いた短編や
ふわふわした奇妙な味わいのハードボイルドが好き。
Requiescat in Pace.

メルマガ6月号

2012-06-06 12:02:35 | 業務連絡

諸般の事情で出遅れていたメルマガの記事4本を午前中に仕上げた。
後は、念のために T さんのチェックもクリアした上で配信ね。
2本は統計ネタの続きで、1本は絵草紙、もう1本は森鴎外?!