「トーヨー新報」食客日記

豆腐などの大豆(加工品)、こんにゃくを中心に、日本・世界の食文化……その他諸々について、あれやこれやと夢想する日々です。

Stay on the scene!

2011-09-30 18:28:47 | 囁き

今頃になって、ジェイムス・ブラウン殺害説かよ!
(JBは、ぼくの脳内で永遠に踊り続けるさ)
スライ・ストーンがホームレスになったのも
ディアンジェロが新譜を出さないのも
XXXXXXがXXXされるのも、きっと
すべてが米国の陰謀なのだな(笑)。

現状/現況

2011-09-30 12:04:31 | 業務連絡

記事の校閲中、「現状」と「現況」の2語が頻出した場合、
各記者は、どう使い分けているのだろう? ふと気に懸かった。
(どちらも現在の状況という意味合いで、大して気に留めてないか)
『広辞苑』を引いみたけれど――
現状=現在の状態。現況。
現況=現在のありさま。現状。
今いち、ぱっとしないなあ。
故・白川静さんにじっくり説き聞かされたいところけれど、
生憎、事務所には年季の入った『角川漢和中辞典』しかない。
       ☆
掻い摘まんでみると、「況」は形声文字。
「滄」から来て、元は水のさむざむとした様。原義は滅び、
「境」に通じて有り様。故に「おもむき。ありさま。ようす」
対する「状」も形声文字。元々は犬の形の意味。ひいて、広く姿の意
字義は「かたち。すがた。ありさま。なりふり」「おもむき。ありさま」。
「状」の方がより形として具体的で、借り物の「況」は茫洋としたイメージかなあ。
まあ、確かに「況」よりも「状」の方が「状況」という意味は強そう。
「*況」という語は限定されるけれど、「*状」は融通無碍だしね。

立ち往生

2011-09-30 08:31:47 | 日記

昨夕、マラソン部長の帰社が遅れているなあ
と思っていたらば、電車が遅れていると電話で聞く。
ふうんと気無しに、JR京都線のホームに向かったらば、
むちゃくちゃな行列。いつも乗る車両ではなく、最前の車両のドアから乗車。
新大阪~大阪駅間で不審者が立ち入ったらしく、その安全確認のための遅延。
部長もこれに巻き込まれてしまったのだなあと納得。
ぼくが乗ってからも先行列車が遅れているので、30分ほど待たされたかな。
挙げ句に大阪駅・環状線ホームの大混雑。さすがに我慢できず、途中下車。
(しかし、切符の払い戻しが出来ないのは何故? 遠距離でないからなの?)

水産新聞

2011-09-29 17:34:12 | 業務連絡

昨夕、某業務上の関連で「水産新聞社」様と電話の遣り取り。
興味を引かれて、同社のホームページを閲覧させていただきました。
名は体を表し、取り扱う業界も異なる「週刊水産新聞」を発行している模様。
全然、未知の領域ながらも、最新のニュースなどを眺めるだけで楽しい。
――「神経抜き」で脱血処理、サンマLED漁灯のドラマ、売船コーナー等々
何とも、わくわくさせられました。おもろいやん! ……やけど、
業界紙に携わる者の一人としては、負けてられへんわねえ。

音と音の間には

2011-09-29 12:04:57 | 黒い音

現在のBGMは今夏(7月23日)逝ってしまった
Amy WinehouseYou Sent Me Flying」。
捻りが無さ過ぎ? 歌詞カードを熟読することもなく、
And although my pride is not easily disturbed
you sent me flying when you kicked me to the kerb
With you battered jeans and your beastie tee

――の辺りの声(悲痛な告白?!)だけで、涙腺が緩むわ。
しかし、このナンバー。歌い出しから、アウトサイダーズや
エリカ・バドゥの名を引用したりして、音楽の趣味が憎いのよ。
どうしてもエイミー本人の声の魅力にばかり目(耳?)が向かうのは
仕方ないとして、それを生かし切った空間構成も良いよね。
極めて正統なジャズ・ボーカルのスタイルを踏襲しているようで、
きちんとヒップホップ以降の洗礼を受けていると伝わるのが親近感。

平野蒟蒻

2011-09-29 08:49:04 | グルメ

近松門左衛門心中重井筒」(1707年初演)中之巻の冒頭で、
火廻し」という言葉遊びの一種が出てくるよ。
――大坂万年町の紺屋の養子・徳兵衛が深く契った
お房(徳兵衛の実兄の営む六軒町の色茶屋「重井筒」に居る)を
含めた面々で、頭に「」の付く言葉を次々に挙げていく。
その中に「平野菎蒻」という語が登場するのね。
       ☆
何だろう、これは!と思い、調べたらば、大阪・平野の名物でした。
平野郷は元禄、宝暦時代の頃から有名な蒟蒻玉の産地。
しかも近年、「京政食堂」において復活しているらしい。
ヒジキ、ニンジン、胡麻、銀杏入りで、特製の辛子酢味噌で頂くとか。
まあ、こういう大阪土産は抜きにしても、平野は由緒ある良い街よ。

パローレ

2011-09-28 12:50:08 | 落語

「日本経済新聞」9月28日号の文化面に、桂米丸の話が掲載されていた。
落語家になって65年。新作落語一筋で、現在86歳だという。
面白かったのが(新作)落語の稽古の仕方だ。
「新作」というものは、要は「創作」な訳で、自分で書くことにもなる。
――その場でメモをとり、あとで原稿用紙にざっと書いてみる。
    400字詰め1枚でおしゃべり1分が基準
となると、50枚の短篇~100枚の中篇小説を“物語”として書く場合、
1時間から1時間半前後の語りを想定すればよいのだなあ、と頭の中で計算。
実際、講演・講座などでも、他人の話を続けて聴く時間は1~2時間が限度かな。

近松&沙翁

2011-09-28 12:03:43 | 文学的な

何と言うこともなく、近松門左衛門などを読み始めた。
読み継がれてきた古典は良い。名作と呼ばれるもの自体に間違いは無い。
(誤るのは常に、ブランド・イメージに目の眩む生半可な読者だけだ)
また大作家の偉いところは、名の知れた至芸ばかりでなく、
「何、これ?」と思われるような作品でも、肝胆を寒からしめてくれるところ。
近松で言えば、傑作『曽根崎心中』で、むむむ……と感際まったばかりなのに、
堀川波鼓』のような飛び道具?!まで用意されてしまうところ。
酒癖、誘惑、姦通、姉妹愛、女敵討ち……お腹いっぱいになるわ。
シェークスピアタイタス・アンドロニカス』ほどの激震は喰らわないにせよ)

インバーター

2011-09-28 08:49:10 | 日記

昨夕、再注文していたCFLL管が到着! 
サイズも実寸を測り直して(2.0×290mm)万全のはず。
分解したノートPCと2時間ばかりの激闘。
数十年ぶりに半田ごてを触った時には、緊張の汗。
で、ややこしい配線を挟み込まないように
注意して組み直しに成功。で、電源ON! 
……液晶画面は暗いままでした。
悪化していく症状から、間違いなくバックライトの問題
と診断していたのですが、この結果を受ける限り、消去法で
インバーターに難有りということになる訳で。
めげもせず、バックライト交換もクリアできたのだからと
いちびって、インバーターの交換にも挑戦しようかと(笑)。
つくづく思うのだけれど、ノート・タイプの自作PCが欲しいなあ。

You Can Have It All

2011-09-27 16:52:22 | プロ格

最近、「朝日新聞社」のサイト「asahi.com」でも、
修斗バンタム級選手のKODOが取り上げられていましたね。
修斗での戦績は11戦6勝3敗2分け。ジムの代表を務めつつ、
とうふ屋六兵衛」(兵庫・芦屋市)店主として、豆腐の移動販売までこなす。
うかうかしていられない、けれども、次世代の台頭が頼もしくもあり。
弊紙では、「2010年1月21日号」でマラソン部長が取材を行っていました。