MiddleDayTripperの徒然記

気ままな中年オヤジの独り言

サギヤマの真骨頂、見え透いた嘘

2010-05-05 08:38:34 | サギ山さん…じゃなかった…ハト山さん!
抑止力論にすがる鳩山首相=「県外移設」公約ではない(時事通信) - goo ニュース
沖縄で市民にフルボッコにされたサギヤマ首相こと鳩山さん。会見や対話集会で出た言葉はまたその場凌ぎの言い逃れだった。
今度は「海兵隊の抑止力」がネタだった。
「自分は除けたいんだが、アジアの抑止力としてどうにもならない」
「海兵隊の抑止力としての重要性を知らなかった。野党時代に勉強しておくべきだった」
この言葉が気になり、ググってみた。15年前の政治討論番組などで与党側に座っていた記憶があったからだ。

彼は93年に自民党を離党して「新党さきがけ」の結成に参加して総務会長に就任。衆院選で自民党が過半数割れを起こすとブームとなった日本新党と連携。さらに自民党を離党した小沢らの旗揚げした新生党や社会、公明、民社などと共に細川連立政権に参加している。
94年に細川首相が退陣すると連立を解消し、続く羽田政権では閣外協力与党となるが、2ヶ月足らずで退陣に追い込まれると、連立与党の統一会派「改新」から離脱し、社会党や自民党と連立して村山連立政権に参加した。
96年1月に村山内閣が退陣して橋本内閣が誕生。2月にはクリントン大統領との首脳会談で普天間基地返還を要求し、名護市が受け入れを表明した事で4月に条件で合意。その5ヵ月後に彼は菅らと共に民主党を結成して与党から離脱した。

93年から3年間は与党に居て、最後の半年間は「普天間基地」を耳にし、政府関係者が何度も沖縄関係者や米軍関係者と折衝していた事を知っていたハズ。それでも「本当に普天間を知らなかった」のであれば、首相どころか政治家として失格だ。

こんな言い逃れを一部には「鳩山さんは人がイイ」とフォローしているが、その場を取り繕うだけの言葉は宿題を忘れたり、習い事をサボった小学生の言い訳にしか聞こえない。


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