「古紙40%」年賀はがき、実は一部で1~5%(読売新聞) - goo ニュース
最近の年賀状と言えば「インクジェットプリンタ」だ。普通紙の再生紙を使った事もあったが、ジャムりや色落ちのオンパレードだった。再生紙って古紙含有比率の基準が無いんだ。「エコだ」「環境だ」と騒ぎ立てている割には実にお粗末だ。
マイバッグにマイ箸と騒ぎ立てて、手っ取り早いレジ袋や割り箸を目の敵にしてきた流通業界の実態が見えた気がする。
しかし昨日の夜から「NEWS23」のハシャギっぷりはスゴイ。鬼の首でも取ったか様だけど、日本製紙は今日正式に謝罪をしているだけ、不祥事を起こしても謝罪すらせず、開き直るTBSよりはずっと立派だ。
環境への配慮をうたって古紙を40%利用して作ることになっていた年賀はがきの一部で、実際には1~5%しか古紙が含まれていなかったことがわかった。
日本郵政(東京都千代田区)などによると、はがき用の紙を納入した日本製紙(同)が品質を向上させるため無断で古紙の配合率を下げたという。
問題となっているのは、昨年末に全国の郵便局で販売された「再生紙はがき」。経済産業省によると、「再生紙」と表記する場合、含有する古紙の割合について規定はないが、年賀はがきについては日本郵政側が印刷会社と、全体の40%を古紙とする契約を結んでいたという。
しかし、印刷会社に納入された紙のうち、日本製紙が納入した分で、パルプの割合が極端に高いことがわかった。古紙にはちりなどが多く含まれ、紙のきめが粗くなるため、古紙配合率を下げたとみられる。