母@SYD

ま、これでいいや。いまのとこ。

2006 NYE (New Year's Eve)

2006-12-31 20:58:33 | シドニーの話
今日は大晦日。
毎年のことだけれど、シドニーにいると、年末だとか大晦日だとか、
そういった風情は、ちっとも感じない。
パーティで盛り上がってる人たちはたくさん見かけるけれど。

ま、0歳児のいる我が家には、そんな盛り上がりは関係なく、
それでも、毎年恒例の大晦日の花火だけは欠かしたくない!
ので、今年も午後9時から始まる花火を見に、電車に乗って3駅先まで。

去年よりも、ほんの少し遠くまで歩いていったのだけれど、
ハーバーブリッジとオペラハウスがばっちりよく見えるいい場所だった。
去年よりもいろんなことがわかっている長男は、「はなび~みる~」と、
かなり盛り上がっていて、実際に始まってからも、
「お~~」「うわ~~」「すご~~い」と拍手したり、ちゃんと楽しんでいた。
で、次男はというと、始まる前から眠くて眠くてスリングの中で大暴れ。
で、花火の間は、おとなしくじ~っと身動き一つせず。

9時の花火は、時間も短いし、あまり期待していなかったのだが、
今年は、昨年よりもよかったかな。
次男は、終わった途端に夢の中だったけど(笑)。

で、駅までゆるやかな上り坂を歩き、電車もなかなかやってこないし、
私もダンナもけっこう疲れてしまっていた。
15分くらい待ってやっときた電車は混んでいて、
ダンナが、「もういい。次の乗ろう」とあきらめかけた時だった。
運転士のおじさんが、ひょこっと出てきて、「乗れば?」と手招き。
って、そこは、運転席(Drivers Compartment)!
え?!いいの!?ラッキー!

もちろんすいてるし、ちゃんと座席もあったので座れたし、
なにより電車好きの長男、大興奮。
固まって、一言も発せず。
こんなこと、日本ではありえないよなー。
っていうか、始末書もんだよな。普通。
おじさんの邪魔をしないように、あまり話しかけたりはしなかったけど、
駅に停まるたびに、今年の花火はよかった、とか、息子が電車命で、とか、
じゃ、○○に行くといいよ、とか、そんな話を。
とてもラッキーなサプライズだった。
こういうときだけ、「オーストラリア大好き!」と思う私(笑)。

ま、長男は、このラッキーな状況をあまり理解していなかったようだし、
次男はずっと寝ていたし、大人二人が興奮してただけだけど。


今年一年、本当にいろいろなことがあった。
次男の出産という大イベントがあり、その後、二人の子供達に振り回され、
体調はずっと悪く、辛いことが多かった。

それでも、終わりよければすべてよし。
2006年のよい締めくくりになった。

今年も大変お世話になりました。
来年もどうぞ宜しくお願いいたします。