最初は、ジンバブエ側から、滝を見ます。ザンビアへ出入国を行い、再びザンビア側から滝の上流部などを見て、その後ヘリで上空から滝の全貌を見ます。
写真は、ジンバブエ側からの入口。
今日はいよいよヴィクトリアの滝の見学の日となりました。バスでホテルを出発しましたが滝はすぐ近くにあります。
ヴィクトリアの滝は、1989年に世界遺産(自然遺産)となっています。
水量の多い時は、1分間に5億リットルの水が゜落下。巨大な水煙が巻き上がり、その姿を覆い隠します。
幅1700メートル、落差110mの滝の全貌は、水量の少なくなる10月頃しか見られません。
滝の名前ですが、昔、この辺りに住んでいたコロロ族は「Mosi-oa-Tunya(モシ・オア・トーニャ)・・・雷鳴の轟く水煙」
と呼んでいて、今もジンバブエ側は、ictoria Falls とMosi-oa-Tunyaとを併記しています。昔の名前の峰が特徴を捉えていると思います。
ジンバブエ側の滝の見学の始まりです。左に少し見えているのは Devil's Cataract (悪魔の滝)。
この奥、幅1700mに渡ってヴィクトリアの滝が続きます。
Devil's Cataract (悪魔の滝)。水量が多く、この滝だけでも十分な迫力はあります。
メインの滝も、水煙のため霞んで見えます。滝の落下地点の地質などは見られません。
カッパを着た一団は「雨の森」の中の滝に沿ってある遊歩道を進みます。サバンナ地帯でありながら、ここだけは、熱帯雨林の感じが良く出ています。
カッパを着て、ジンバブエ側とザンビア側、併せて4時間ほど歩きました。
滝の水煙による大雨の様子が、黒いカッパに写りました。小さな人が見える右前方は、危険地帯。霧の中を歩きすぎると滝に落ちてしまうようです。
いったん遊歩道を戻り、ジンパブエの入口前からバスに乗って、国境を越えてザンビア側へ行きます。滝のザンベジ川上流側の風景
その後は、東側の滝(Eastern cataract)へ。
ナイフの刃の橋(Knife Wedge Bridge)の付近の雨足は凄まじく、時間雨量20~30mmにも感じました。
「霧の貴婦人」と呼ばれる「グラジオラス」が咲いていました。
これらの花は、滝の周辺だけに咲き、周辺のサバンナ地帯では見ることが出来ません。
その後、ザンビア側の出発点に戻り、再び入国管理所を通過して、ヴィクトリア滝大橋を徒歩で渡り、ジンバブエ側に戻りました。
ヴィクトリア滝大橋からの風景。右に小さく「ナイフの刃の橋」
次にザンビアにあるヘリコプター場( The Zambezi Helicopter Company )から、ヘリに乗りました。虹色の水煙がヴィクトリアの滝のあるところ。
乗客5名乗りのヘリコブターには、樹種席に乗りました。
虹は、わずかな角度の差によって出ました。
ジンバブエ側の滝、左手前はDevil's Cataract (悪魔の滝)、そして右にメインの滝です。
メインの滝の状況。
ヴィクトリア滝大橋から右側側がザンビア共和国、左側がジンバブエ共和国。右に小さく「ナイフの刃の橋」
ジグザグのザンベジ川下流、かっての滝の後だと言います。
しゅうのへり無事、ヘリコプターからの上空見学が終わり、ザンベジ川右岸側にあるヘリポートに戻りました。
左側に待ち合い所があります。
くわしくは、「めいすいの海外旅日記・・・南部アフラリカ第8日」をご覧下さい。