めいすいの写真日記

いつもご訪問ありがとうございます
500万アクセスを達成しました

クロアチア・スロヴェニアの旅

2012-06-30 | 旅の写真

今日から8日間の予定でクロアチア・スロヴェニアの旅に出発します。
これらの国は、アドリア海をはさんでイタリアの対岸の国、ローマ帝国時代からの古い町並みや、豊かな
自然にもめぐまれて近年は観光地としてとても人気が出ていて、知り合いが「私の旅をした国々の中では
最も魅力的」と言うほど。
そこで、私も行くことにしました。

例によって、旅の予習は航空機の中で2冊の参考書と日程表で行います。本当は、時間はあるのだから
もっと早くから勉強をと思いつつ、いつもこういうことに・・・・。

ということで、例によってブログはお休みのため、長男の家の猫の菊次郎君の寝姿で・・・。
最近はブログのアップも回数が減り、いつものペースということですが・・・・・。

でも、旅から戻ったら、集中的に記事をアップすることになると思います。


都心のくちなしの花

2012-06-28 | 

 

会社から神田駅まで歩いて行く途中(千代田区内神田3丁目)の歩道にクチナシの大きな花が咲いていました。

家にも八重のくちなしの花が咲いています(http://blog.goo.ne.jp/mizukawa-tomo/e/acfa64396725c5e010963f817b0fa378)が、こちらの花は直径が2倍ほどもあります。
そして辺り一面に良い香りを漂わせていました。くちなしの花が街路樹として植えられているのは珍しい。
初めて見ました。しかも都心で・・・・。

帰りに、志木の駅の南口にあるドコモショップに携帯電話の蓄電池を交換するために寄りました。
そうしたら、応対してくれたKさんという女性がとても感じの良い人で、タブレットやスマートフォンなど
について、いろいろと教えてくれ、携帯の住所録のバックアップまで無料でしてくれました。
まるでくちなしの花の香りのような素敵な人でした。

 


’12高幡不動尊とあじさい

2012-06-22 | 

 散策の仲間18人で、東京都日野市にある「高幡不動尊」(京王線高幡不動駅下車徒歩五分)を訪れました。現在、「第29回あじさい祭り」
(6月1日~7月7日)が行われています。
 境内には、あじさいが7500株もあり、都内では良く知られた「あじさいの名所」となっています。上の写真、左側は仁王門(重要文化財)で、奥に五重塔。

 

 あじさいは、裏山に多く咲いていて、山道を通りながらあじさいを見て回ります。

このように斜面いっぱいに、あじさいが咲いています。

あじさいの種類も様々です。

青い額あじさいも雰囲気があります。

こちらのピンクのあじさいは可愛らしい。

山道にある「山内八十八カ所巡拝コース」の八十八の石像のうちの一つ。石像の表情は、それぞれ異なりますが
皆、赤い帽子と前掛けをつけています。この時期はあじさいの中にあり、絵になります。

山道を歩いていたら、木々の間から、五重塔が見えました。

弁天堂前の池には、あじさいの他にいろいろな花が咲いていました。

池の前の額あじさいと百合。


お昼の定食・・・亀戸「ふぐ」

2012-06-11 | 外での食べ物
 
亀戸駅から歩いて5分のところの横町にある定食屋さんの「ふぐ」(江東区亀戸六丁目60-2)。
お昼の定食は日替わりで4種類ほど、値段はすべて600円。
4人掛けの机が4つ、カウンター席が8個ほどのこぢんまりとしたお店です。
 
 
お店の「ふぐ」という名前は、「どういう意味なのですか?」と聞いたら、「おばあちゃんがつけた名前で、ふぐには毒があり当たる
「当たる→ 商売繁盛」の意味です」とのこと。開店は古く50年以上、前のようです。
ただ、これまで「ふぐ料理」を出したことはないそうです。
ふぐ料理を出すには都道府県により異なりますが、都の場合は「ふぐ調理師」の試験に合格しなければなりません。
 
このお店、ホームページでいろいろと検索してみましたが、ヒットするものはありませんでした。
そのうちに、グーグルで「亀戸 定食 ふぐ」と検索すると私のブログがヒットすることになるかもしれません。あれ、今日のうちに、もう・・・。
 
 
月曜日のおすすめは、「カジキマグロ・厚揚げ煮」。カジキマグロと厚揚げが煮込んであり、二つの食材の味がよく調和し、
家庭的な味になっています。この日は、ほとんどの人が、この定食を頼んでいました。
お店の雰囲気もキャッチフレーズのように「和気相合、笑顔いっぱい、楽しいお店」でした。
 
 
サケの西京焼きもなかなかの味で美味しい。

黄色いサボテンの花

2012-06-10 | 

ご近所の I さんのお宅に美しく咲いている黄色いサボテンの花。ただ、 I さんのお宅は6~7mほどの高さの擁壁の上。
花は、そこに咲いています。道路から見上げて撮ると花弁しか撮れません。いわゆる「高嶺の花」。

そこで、 I さんの奥さんにお願いし、庭に入れてもらいました。
しかし、花は庭の角地の先から伸びて咲いているので、身を乗り出して撮る必要がありました。
また、「サボテンの小さな棘が刺さるとやっかい」ということで、花を撮るために、 I さんは足下のサボテンの葉を
鎌で切り落としてくれました。「美しい花には棘がある」。

美しい女性と同じように、花の写真を撮るにも、苦労することがあります。


ルピナスの花

2012-06-06 | 

いつもジョギングする新河岸川沿いの家の前に咲いていたルピナスの花。

ルピナスの花の別名は「昇り藤」。藤を逆さにしたような咲き方です。

園芸種として栽培されますが、世界中に広く分布し、種類も多く200種以上とのこと。

花の高さは10cm~1.2m。ルピナスは狼の意味。やせた土地でも進入し
強い繁殖力を持っているのでつけられたようです。花期は3月から3月。


あじさいとアンゲロニア

2012-06-05 | 

仕事で訪問先を訪れたら、あじさいとアンゲロニアがよく調和して咲いていました。
そこで、手持ちのコンパクトデジカメで写しました。6月に入り、あじさいも咲き始めたました。梅雨入りはいつになるのでしょうか?


エクサン・プロバンス音楽祭2011歌劇「椿姫」

2012-06-01 | オペラ・バレエ

南フランスで毎年、夏に開かれる、世界屈指のオペラ祭であるエクサ・プロバンス音楽祭。
2011年7月には、ヴェルディの作品の中でも屈指の人気を誇る「椿姫」が上演され、

5月14日(月)、NHK-BSプレミアムで放映されました。

「椿姫」(ヴィオレッタ)を演じたの美貌の人気オペラ歌手ナタリー・デセイ。

他に出演は、
アルフレード:チャールズ・カストロノーヴォ
ジェルモン(アルフレードの父):リュドヴィク・テジエ
アンニーナ(ヴィオレッタの小間使い):アデリーナ・スカラベルリ
フローラ:シルヴィア・デ・ラ・ムエラ
ガストン子爵:マヌエル・ヌニェス・カメリーノ

管弦楽:ロンドン交響楽団
合 唱:エストニア・フィルハーモニー室内合唱団
指 揮:ルイ・ラングレ
演出:ジャン・フランソア・シヴァディエ

舞台が始まるや、ヴォレッタは行動的な女性として動き回ります。

(第一幕 ヴィオレッタの家の客間) 高級娼婦ヴォレッタは、南仏出身で世間知らずの若者アルフレードとの出会いを
きっかけに真実の愛に目覚めます。


歌劇「椿姫」では、第一幕は一般には豪華な館での夜会なので、女性は豪華なドレス、男性はタキシードといった
ところなのですが、会場はエクサン・プロバンスの大司教館中庭ということもあって、舞台はショービジネスの世界
を思わせる簡素化されたもの。1940年代から50年代をイメージしたというコスチュームもよく調和していました。
さすがはアートとファッションの国、フランスです。

夜会は有名なアルフレードの「乾杯の歌」で盛り上がります。

ヴィオレッタはワインをラッパ飲み。

(第二幕第一場 パリ郊外の田舎の家 ヴォレッタとアルフレードはパリ郊外に愛の住みかを構えます。

簡素な舞台ですが、最近よく使われる映像などにより変化を持たせていました。

しかし、アルフレードの父ジェルモンに「妹の縁談の障害」と言われ、ヴィオレッタは、やむなく一人身を引きます。
このあと、今度はジェルモンがアルフレードに向かって歌うのが「プロバンスの海と陸」。バリトンが歌う名曲です。

「プロバンスの海と陸を 誰が お前の心から消し去った
故郷の輝く太陽をお前から遠ざけたのは どんな運命か
苦しみの中で思い出すのだ 喜びに輝いていた日々を
あの故郷でだけ お前に安らぎの光がさす ・・・・」

とても面白いのは、このオペラの設定はパリとその郊外。
ジェルモンがバリまで出てきて歌うのが南仏のプロバンスのこと。
そして、この舞台が造られているのは南仏のプロバンスの中心都市エクサ・プロバンスの大司教館中庭です。
私は、2010年8月にエクサ・プロバンスを訪れましたが、ジェルモンが歌うようにとても良い環境の街でした。
めいすいの海外旅日記・フランス第3日(http://mizukawa-t.sakura.ne.jp/france/3rdday/france3.html

(第二幕第二場 フローラ家の豪華な客間)誤解により、嫉妬に狂ったアルフレードがパリの舞踏会でヴィオレッタに
お金を投げつけて罵倒するという悲劇を起こします。

アルフレードの父に愛の退路を断たれたヴィオレッタは、悲しみの中に真実がいずれ分かると歌います。

(第三幕 ヴィオレッタの病室)やっと理解され、二人が再会した時にはヴィオレッタはすでに重い結核で死の床についていました。

 しかし、結核という重い病にかかり、死期がすぐそこまで来ているのに演出ではベッドに横たわるのではなく、立ち続けて
歌うヴィオレッタ。 待ちわびていたアルフレードとともに、ヴィオレッタは有名な二重奏「パリを離れて」を歌います。

最後の場面、ヴィオレッタは崩れ落ち、死へと旅立ちます。後ろには倒れているのはヴィオレッタの小間使いアンニーナ。

このオペラを強く印象づけたのは、なんといってもヴィオレッタを演じたデセイ。
演出にも大きく影響されるものとは思いますが、渾身の演技と歌唱力で、
ヴィオレッタを魅力的で行動的な女性として斬新に表現し、大きな感動を与えてくれました。
アルフレード役の若きチャールズ・カストロノーヴォも甘いマスクと柔らかいテノールの美声で好演。
反対にジェルモン役は父親としては若か過ぎる気はしますが役柄はこなしていました。

デセイのオペラはハイビジョン&BDで、ベッリー二「夢遊病の女」とマスネー「タイス」を見ていますが、
こんな迫力のある演技をするとは思っていませんでした。
ル・モンド紙が「斬新、知的、ハイバー・センシティブ」と大絶賛したと伝えられていますが、まさに、その通りだと思います。