7月5日より公開されているディズニーの映画「マレフィセント」を見に行きました。
私は、チャイコフスキーの三大バレーの一つ「眠れる森の美女」を国立劇場で見ていますし、
ボリショイバレエの「眠れる森の美女」のDVDを購入したり、ゲルギエフの指揮したボリショイ劇場の
リニューアル記念バレエ公演「眠れる森の美女」のBSプレミアム放映版もBD化して持っています。
また、CDはアンセルメ版の抜粋版を持っています。
バレエの「眠れる森の美女」のファンでもある私は、「眠れる森の美女」の新しい解釈で
作られた映画「マレフィセント」には、大きな興味を持ちました。
とにかく、「眠れる森の美女」といえば、バレエを学んでいる少女達が最もあこがれる役は
「白鳥の湖」のオデットよりオーロラ姫というくらい人気ある華やかなバレエなのですから。
でも、チャイコフスキーのバレエ「眠れる森の美女」でオーロ姫に呪いをかける邪悪の妖精はカラボスで、
オーロラ姫が眠りから覚めるのに力を尽くすのは、リラの精。カラボスとリラの対決ともいえる内容です。
マレフィセントという妖精が登場するのはディズニーの映画「眠れル森の美女」で、
「チャイコフスキーのバレエ 眠れる森の美女」→「ディズニー映画 眠れる森の美女」→
「マレフィセント」と話の内容が大きく変わっていきます。
それはそれで、楽しむことができれば良いと思うのが、映画を見る際の妥当な考えになるでしょう。
ただ、残念だったのはオーロラ姫役があまり魅力的ではなかったこと。
むしろ、マレフィセントの少女時代の子役が、とても可愛かったことが印象に残りました。