みずいろの旅

やさしいおもいのはねをひろげて

悲しい夢を見た

2010-10-30 16:10:56 | 保留
ようやくあの娘とふたりきりになれて
並んで街を歩いて
勇気を振り絞って話し始めたのに
会話が途切れた
いや、正確には、これから大事なことを告げようと、間を空けただけなんだ
その時、あの娘は道から逸れて、大通りを渡って向こう側へ行ってしまった
でも、僕は追いかけなかった
そうか、嫌われたんだな、と失望しただけだった