ひんやり空気の夕方と逆光写真について

久しぶりに自転車で中距離を走りました。午後2時くらいから走り始めたのですが、夏用ウェアでは限界を感じるほど空気がひんやりしておりまして、次は必ず冬用を着用すると決心いたしました。天気予報士さんの、
「今日はこの秋一番の冷え込みですね」
という決まり文句は、確かに間違いなかったようです。

本当に久しぶりでしたので、速く走る事より、ペースを守る事を優先することにしました。少し落とした速度を黙々と維持する感覚は、スポーツとか趣味というよりは、修行、という単語が似合うかも、とか思いながら走っていましたが、それでも後半は足が無くなってしまい、土手を越える坂道などが大変でした。ちょっとサボりすぎだったと反省することしきりです。


逆光の中、ススキの穂が銀色に光って綺麗でしたので、今日は逆光写真を多く撮ることにしました。

鉄の塔が4つ、近くを走る自転車が一台。写真を撮ったときは余りきにしませんでしたが、塔ってこんなに大きかったんですね。

東京には空が無い、と言ったのは智恵子さんですが、夕日はちゃんとあってよかったと思います。

綺麗な空気の中では見えるはずの無い光跡が見えて綺麗。

影絵なんだ、と気付きました。