さて、続きです。
遮光をすると水草が徒長することは前回にも経験しました。
これはグロッソですが、地べたに這っていた葉が少し持ち上がっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/f1/997d4138c5619cd4a6fbe3b25e91142a.jpg)
徒長は気になるほどでは無いのですが、新芽の展開は思わしくありません。
植物は昼間に光を浴びて栄養を溜め込み、夜に成長するので遮光すると過度に徒長します。
あわせて新芽もグングン伸ばします。
なのにグロッソは葉が起き上がるだけで新芽や根が伸びていないのです。
なぜグロッソの成長が良くないのでしょう?
次に、急にコケが出だした原因らしきものがわかりました。
ここは石でソイルと砂場をしきってあったはずです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/88/e715b055e5031152a9f33740dd0e58f6.jpg)
ブリクサが繁茂しすぎて見えなかったのですが、石が転がされ砂もソイルもぐちゃぐちゃです。
もちろん犯人はヒドジョウのにょろちゃんです。
ここにコケの原因がありました。
前回ブリクサをトリミングしたときに私は通称おこしと呼ばれる肥料を埋めました。
その影響でたった二ヶ月でまたトリミングが必要なほど成長しました。
ところがそれがいけなかったのです。
にょろがほじくりかえしたので、肥料が表に出てきてしまっていたのです!
前回の大規模全体トリミングの後、にょろはいっとき30cm水槽に隔離していました。
それをまた90cm水槽に戻したのです。
つまり、コケた真の原因はわたしの判断ミスだったのです!
それに気がついたのは遮光前日のブリクサのトリミングの時でした。
ああ、おそかりし…
それとは別の謎があります。
下の写真左のエキノドルスの葉の周辺をご覧下さい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/29/a040e97166a88c13896b4bdeb44e5f69.jpg)
黒いコケのようなものがこびりついています。
遮光したにもかかわらず消えていないのです。
これで新たな疑惑がわきました。
一般的に黒ヒゲゴケと呼ばれるものには大別して二種類あります。
伸びてくるとフサフサになるものがそのひとつです。
もうひとつはこのエキノについてるような固く小さなものです。
後者は配管などにも付きます。
では、私が好きなブログのアクアリウムでまったりとをご覧下さい。
この記事の写真には二種類の黒ヒゲゴケが写っていて、上から五枚目の写真ですと、
フサフサしたコケと木に点々とへばりつく硬いコケが見えます。
前者はピンセットやはさみで容易に取り除くことが出来ます。
ところが後者は葉や木に食い込むように生えていて、簡単には取れません。
器具についたものは水槽から取り出してブラシでこするのですが、それでもかなりつよく
こすらないとなかなかとれません。
遮光で消えないということはどういうことでしょうか。
藍藻やアオミドロなどの藻類は遮光で見事に消えてなくなります。
光合成をおこなえなくても生き残れるとすれば、植物ではないのでしょうか?
でも、人によっては発生してもいつのまにか消えていたとも聞きます。
単純に水中のリン酸の問題だけではなさそうです。
石にはつかず、エキノの葉の周辺だけにつくのも不思議です。
その他の成長が早い有茎草にもつきません。
??? 頭が混乱してきました ???
とりあえず今はなにもわからないので、どうしようもありません。
ピンチカットをかなりやりましたので、これ以上の変化は与えずに様子をみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/62/5ac29ef680d571598f412070d0a270b9.jpg)
ああ、こんな水槽でもゼブラオトシンたちは元気です。
水草やコケ(藻類)に悩まされつつも、こうやってお魚たちに癒されると更にいい環境を
作ろうという気持ちがわいてきます。
遮光をすると水草が徒長することは前回にも経験しました。
これはグロッソですが、地べたに這っていた葉が少し持ち上がっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/f1/997d4138c5619cd4a6fbe3b25e91142a.jpg)
徒長は気になるほどでは無いのですが、新芽の展開は思わしくありません。
植物は昼間に光を浴びて栄養を溜め込み、夜に成長するので遮光すると過度に徒長します。
あわせて新芽もグングン伸ばします。
なのにグロッソは葉が起き上がるだけで新芽や根が伸びていないのです。
なぜグロッソの成長が良くないのでしょう?
次に、急にコケが出だした原因らしきものがわかりました。
ここは石でソイルと砂場をしきってあったはずです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/88/e715b055e5031152a9f33740dd0e58f6.jpg)
ブリクサが繁茂しすぎて見えなかったのですが、石が転がされ砂もソイルもぐちゃぐちゃです。
もちろん犯人はヒドジョウのにょろちゃんです。
ここにコケの原因がありました。
前回ブリクサをトリミングしたときに私は通称おこしと呼ばれる肥料を埋めました。
その影響でたった二ヶ月でまたトリミングが必要なほど成長しました。
ところがそれがいけなかったのです。
にょろがほじくりかえしたので、肥料が表に出てきてしまっていたのです!
前回の大規模全体トリミングの後、にょろはいっとき30cm水槽に隔離していました。
それをまた90cm水槽に戻したのです。
つまり、コケた真の原因はわたしの判断ミスだったのです!
それに気がついたのは遮光前日のブリクサのトリミングの時でした。
ああ、おそかりし…
それとは別の謎があります。
下の写真左のエキノドルスの葉の周辺をご覧下さい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/29/a040e97166a88c13896b4bdeb44e5f69.jpg)
黒いコケのようなものがこびりついています。
遮光したにもかかわらず消えていないのです。
これで新たな疑惑がわきました。
一般的に黒ヒゲゴケと呼ばれるものには大別して二種類あります。
伸びてくるとフサフサになるものがそのひとつです。
もうひとつはこのエキノについてるような固く小さなものです。
後者は配管などにも付きます。
では、私が好きなブログのアクアリウムでまったりとをご覧下さい。
この記事の写真には二種類の黒ヒゲゴケが写っていて、上から五枚目の写真ですと、
フサフサしたコケと木に点々とへばりつく硬いコケが見えます。
前者はピンセットやはさみで容易に取り除くことが出来ます。
ところが後者は葉や木に食い込むように生えていて、簡単には取れません。
器具についたものは水槽から取り出してブラシでこするのですが、それでもかなりつよく
こすらないとなかなかとれません。
遮光で消えないということはどういうことでしょうか。
藍藻やアオミドロなどの藻類は遮光で見事に消えてなくなります。
光合成をおこなえなくても生き残れるとすれば、植物ではないのでしょうか?
でも、人によっては発生してもいつのまにか消えていたとも聞きます。
単純に水中のリン酸の問題だけではなさそうです。
石にはつかず、エキノの葉の周辺だけにつくのも不思議です。
その他の成長が早い有茎草にもつきません。
??? 頭が混乱してきました ???
とりあえず今はなにもわからないので、どうしようもありません。
ピンチカットをかなりやりましたので、これ以上の変化は与えずに様子をみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/62/5ac29ef680d571598f412070d0a270b9.jpg)
ああ、こんな水槽でもゼブラオトシンたちは元気です。
水草やコケ(藻類)に悩まされつつも、こうやってお魚たちに癒されると更にいい環境を
作ろうという気持ちがわいてきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/6d/1d722e16b30527d483f109e67ea6dc69.jpg)
うちも立ち上げから3カ月ほどしてから同じタイプの黒ひげが増えだしましたね
うちの場合は単純に餌の量を見直したら増加が止まり、徐々に減少傾向にあります
フライングフォックスも入れてますが、あまり食べてる様子はないですね
逆にミナミさんがツマツマしてるのをよく見ます
グロッソの成長がよくない(上に伸びる)のは、グロッソが背の低い有茎草だからではないでしょうか。
遮光されたことで繁殖活動より、まずは自らの草体を維持するために光を求めて成長のスイッチが切り替わったためと思います。
ちなみにこの成長のスイッチが切り替わるちょうど境目になるようにうまく環境をコントロールしてやると増えすぎず伸ばしすぎずってことができて維持管理が楽になりますね。
水質の変化は肥料が表に出てきたことよりも、にょろちゃんが底床を掘り返したことで底床中のバクテリアのバランスが変化したことのほうが影響が大きいように感じますね(;・∀・)
というのも、実際私も大型エキノをレイアウトに使用していたときにおこしを使っていて、根のボリュームが多くなるにつれていつの間にかおこしが表面に出ていたことがあります。
このとき水質は変化がなかったため、おこしが表面に出ていることに気づいたのはリセットしたときでした。
固形肥料なので水中に溶け出す量も少ないのではと。また根に絡まれながら一年使ってもおこしの形にほとんど変化が見られなかったので、どのように肥料が供給されているのかという謎な点もあります。
コケの記事紹介してくださいましてありがとうございます(`・ω・´)
確かにエキノのふちについているこのタイプのコケは手ごわいですね。
うちでもこのコケはほとんど光が当たらないような場所に生えてきます。低光量でも育つコケのようなので遮光を数日した程度ではなくならないのもわかります。
このタイプが生えてくるときは水槽が全体的にこなれてきたときに多いですね。
さらに生えてくる場所としては、底床の葉や石と石の間に多いように感じます。
こういう場所は餌や糞などの老廃物が蓄積するのでこれを栄養としているのではと予想してます。
石にはつかず、葉につくのは寄生するように葉から養分を吸収しているのでしょうか?基本的には成長しない流木や石につきやすいので謎ですね。
生物兵器の攻撃をもっとも受けにくい場所ということでふちについているのかもしれませんね。
餌を減らすと増加も止まったということは、餌、もしくはソレを食べた生体の糞が関係してそうですね。
それと、飛狐が食べずエビが食べるというのも興味深いです。
以前でかくなりすぎて懲りたはずなのに思い余って飛狐を再導入しようかとしていたところです。
それは止めて違う手を考えてみます。
アクアでまったり@管理人さん、いきなり引用しちゃってごめんなさい。
あまりにも見事なコケと写真だったので、つい嬉しくなってリンクしちゃいました。
グロッソの件ですが、なるほど納得しました。
光量も肥料も二酸化炭素も増やすだけではなく、適度にコントロールすることが大切ですね。
初心者の私は水草の成長が嬉しくってついやり過ぎてしまいます。
やり過ぎで管理できるはずがないですものね。
おこしの件ですが、実は思い当たるふしがあるのです。
植物用の固形肥料は根から出す特殊な成分と反応してはじめて有効になると聞きました。
(某放送局の園芸番組です。)
つまり、今回は仰る通りの状態であったということですね。
コケの生える場所やその生体の考察など、アクアでまったり@管理人さんから学ぶことが多いです。
考え方や考察の仕方が私にとってとても親和性の高いものに思えます。
今後とも宜しくお願いします。
黒ヒゲは全然消えないと聞いていたので、消し去る対策を打ち出すよりもリセットしてから考えようと思ったのです。
勿論、飛狐を入れたりもしましたが変化ありませんでした。
小生のtankでは餌が大きな原因だと思っています。
でも餌だけでなく、みゆきザンスさんのを読んでいると(餌1回だけですから)糞や尿などから検出されるリンや窒素なども関係しているように思います。
また、水草のように陰性水草と陽性水草があり、黒ヒゲは陰性?とか、でしょうか。
アクアリウムは本来、魚や植物の美しさを楽しむものです。
その美しさを維持するために色々考えることも楽しいです。
でも、仕事や学術ではなくあくまで個人の趣味ですからある程度の割り切りは必要かと考えます。
よって、私はリセット肯定派です。
問題にとことん付き合って解決した時の達成感や嬉しさは想像に難くないですが、それよりも日頃の楽しみを重要視するタイプなのです。
え、そのわりにはゴタクが多いって?
えへへ、実は考察するのもキライじゃないんです。
(どっちなんだ!)
以前、どなたかのブログか何かで、まったく食べない飛狐とよく食べる飛狐を一緒にしたら、全ての個体が食べだした、というのを見たことがあります。
あと、同じサイアミーズでも、黒いラインが尾まで入っているタイプが好んで食べるようです。
まぁいずれも幼魚のうちだけみたいですが・・・
ド素人さんもおっしゃるように、狐さんもみんなが食べるものに合わせて食べるようですね。ただそんなことをしていると狐水槽になってしまいますねw
正直苔取り以外あまりいいことはしてくれませんし…うちの魚は鰭齧られちゃって;;
もう一つ気になったのですが、餓☆してる生体はいなかったのですか?
ビオトープ関係の本では、ありとあらゆるものが富栄養化に関係してくるそうですから、餓☆した生体の遺体(や、あるいはそれが食べられて出てきた糞など)、葉切れ、水の蒸発による水中の何らかの物体の濃度、温度…う~ん、考え始めると奈落のスパイラルに…。
でも考察好きです!
みゆきザンスさんが出す考えも早く聞きたいです!
うちの30cm水槽は、餌やりは週1で少なめなのですが、リンが多いようで黒髭系のコケが出まくりです。
水替えの度に低床も掃除してるんですが(・w・;)
どーすれば撲滅できるんですかねー^^;
以前飼っていた個体は二匹とも9cmを超え巨大化しました。
流石鯉科の魚だけあって、なんでも食べてドンドンおおきくなりました。
最後には手に余ってアクアショップに引きとってもらいました。
信長さん、どの程度で妥協するのかも重要かもしれません。
コケ(藻類)も生えない水槽がその他の生体に良いとは思えませんしね!
mongyさん、うちの水槽は何故か生存率が異常に高いのです。
一年半前にはじめたアクアリウムですが、その当時からの魚がほとんど生き残っています。
一刻、導入したてのゼブラオトシンが連続死したことがありましたが、それ以外はほとんど元気一杯です。
このコケ(藻類)問題は初心者の私には手ごわく、簡単に答えはでそうにありません。
これからもずっと水槽と付き合って、あと二~三年したらなんらかの回答が出るかもしれません。
cometさん、あれだけ注意している45cmキューバパール水槽でさえ発生しました。
これはいくら上達しても現実的に撲滅は不可能かと考えます。
あとは程度の問題ですね。