災害支援ボランティア 宮北会(みやきたかい)

東日本大震災後、岩手県宮古市・山田町で被災者との「顔の見える」交流活動を続けています

長野県東御市での講演会報告

2015-06-10 10:33:58 | 報告
長野県東御市の森勝さんは、長く里山の保全活動と童謡唱歌の合唱団で活動している方です。毎年、五月に里山を守るコンサートをしています。
15年以上前に第一回のコンサートに江藤が、友人の紹介で参加してからの付き合いでした。
 
ところが、昨年五月に行われた森を守るコンサートに参加した時、森さんが地域の合唱団を連れて、山田町に支援交流を行っていることを知りました。長野県から、合唱団が自費で40人以上が、9時間以上バスに乗って、山田町の仮設住宅で合唱交流をしていたのです。
宮北会が山田町で活動していることと、偶然に地域が重なりました。
今年の4月20日に森さん達が第四回の山田町訪問をするときに、東海林さんが合唱の会場に行って森さん達と出会いました。
 
こうした経過があったので、今回北本での講演会のついでに長野県東御市で「被災者の想いを語る会」という名称で森さん達が会を開いたわけです。
当日の参加者は30名ほどでしたが、熱心な討論が交わされました。
長野県で被災者の話を聞くことはとても貴重だという意見が出されました。
童謡唱歌をみんなで歌いあうことで、被災者と心の交流が行われた様子も、また知ることができました。
今後も相互に、被災者のそばに立って活動をすることを誓い合いました。
その後、森さんが30年近く必死に保全活動をしている里山を見学し、樹木が好きな東海林さんと森さんは、さらに心を深く結んだようです。
 
 
 
 
 
江藤善章