みやっちBlog

ライター「宮下アツシ」の頭の中をlogする「みやっちBlog」

トヨタ&スバルさん、ほんとにありがとう!

2012年02月04日 11時20分44秒 | インディーズレーシング
トヨタとスバルが相次いで86とBRZの発売が開始されましたね。


モータースポーツを愛するすべての方々へ <SAVE JAPAN>
東日本大震災被災者にご支援を!





2リットルNAのFRクーペというパッケージ。走らせて楽しいスポーツカーの登場は喜ばしい限りなのだが、販売価格が気軽に手の出せるという価格帯でないところが残念といえば残念。

かつてツーリングカーレースで底辺層を支えたクルマといえば、カローラやサニー、ファミリア、スターレットといった大衆車だった。

twitter:@miyacchi_isr Twitter「つぶやく」ボタン


当時、駆動方式はFRがほとんど。ごく一部、チェリーやシビックなどがFFだったが、レース仕様にしたときにはあまりにクセが強く、サーキットでは主流とはなりえなかった。

ところが、等速ジョイントが開発されたことで、操縦性の違和感が少なくなり、構成部品が少ない、組み立て時の工数が減らせる、室内空間を広くできるなどのメリットを活かせるFFへと各メーカーはシフトしてゆくことになる。

FR車の持つ素直な操縦性を凌ぐ数々のメリットが大衆車のFF化を加速させたわけだが、それでも上質な乗り心地を操縦性が求められる高級車にはFRが生き残ってきた。しかし、ボディワークやサスペンションのチューニング、タイヤの性能向上、電子制御技術の発展などにより、今や高級車もFF化が加速している。

この流れは日本だけのものではなく、欧州もその多くがFF車となっている。

いわば、FR車は絶滅危惧種というわけだが、BMWなど一部のメーカーは信念を持ってFRを採用したクルマを製造し続けている。

一方、日本ではというとFRの生きる道はスポーティなクルマしかないと考えられている。そのため、クルマを複数所有できるか最大二人しかクルマに乗らないという使い方をする人しかFRの国産車を買うことが難しい環境となっている。

できうれば、かつてのKP61スターレットのような実用的なFR車が再び登場して欲しいものなのだが・・・

それはともかく、そんな社会情勢の中でRX-8やロードスター、86&BRZといったFR車を(手頃ではないものの)比較的手に入れやすい価格で製造販売し続けてくれている各メーカーには感謝するほかない。

今後、各地のミニサーキットにも86&BRZが姿を見せるようになるはず。

そこで、オーナーがどんな楽しみ方をするのか今から楽しみ。



twitter:@miyacchi_isr Twitter「つぶやく」ボタン
Facebook:miyacchi.isr

↓いろんな意見を知るのに役立ってます。

皆様のポチッに元気をいただいております。ありがとうございます。
テクノラティプロフィール

最新の画像もっと見る

コメントを投稿