千葉県市川市の消防設備点検"㈱宮川防災"ブログ「平たい話」

千葉県市川市にて消防設備の点検・工事を承ってます。E-mail:miya-bousai@infoseek.jp

消火器の廃棄について

2009年10月05日 | 消火器
先日お話した消火器の廃棄の件ですが、その次の日にまさに
業者さんに来て頂いたのでその模様を。



当社はとても小さなスペースなので3~40本程で来て頂いてます。
以前もお話しましたが現在リサイクル法の関係によって産業廃棄物では
取り扱ってもらえません。よって各メーカー指定先へ引き取りを
して頂いているのが昨今の現状です。

業者も個人の方も変わらずお金を払って処分して貰うのです。
これだけの本数になると結構な金額になり凹みます。。

それはさておき。
この日の廃棄消火器の古いモノを二つ紹介してみます。



少し見づらいのですが、1976年製。年齢にすると33歳。
こちらはお世話になっている工場さんから突然出てきた消火器。
処分して欲しいとの事で引き取らせて頂きました。



今回のナンバー1古株、1967年製。42歳、厄年です(笑)
当ブログを見て点検のご依頼頂いたお客様で見つかった消火器。

当社は点検の際、基本的には8年を過ぎた消火器は新規交換です。

お客様のご意向だったり8年以内の場合は詰め替えも行います。
全体の本数や製造年を見て出来る限り8年以内の消火器が並ぶよう
気を配るのも業者次第であります。
(※「8年」はPL法の規定のため、消防法上は問題はありません。)


よって、いつまでも詰め替えをし続ける業者さんもいます。

毎回新規交換を提案する業者さんもいます。


どちらも消防法上、問題はありませんが…
どうあれ安全な状態で消防設備を維持する事が大切です。

点検料金の安さをウリにしている所は良く見ると、
消火器が古いままの所が結構あるのでご注意下さい。
個人的には8年を経過した消火器の詰め替えには疑問を頂きます。

火災は初期消火が重要であり、その初期消火で最も身近で
消火能力が高いのはまぎれもなく「消火器」なのですから。。






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  宮川防災
  TEL/FAX 047-338-0708
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