台風と火災報知機の誤作動。

先日の台風15号はすごい風と雨でした。
やはり消防設備にも影響が出ている現場も。

新規のお客様より火災報知機の誤作動でお困りとの
ご相談を頂きまして、現場にお邪魔しました。
市川駅前の4階建てのビルでした。

受信機で復旧を掛けても元に戻らないとの事。

初めての現場なので発報している１階を調べてみると。



発見しました。赤い確認灯が点灯しています。
お客様に確認して頂いた後に感知器を外すと・・・。



大量の水が垂れてきました。。
この感知器が設置されているのは物置です。

物置の上を確認してみると・・・。



換気扇がありました。どうやら台風の強い雨で水が吹き込み、
物入れの天井を伝って感知器線を入れた穴に水が溜まっていき、
感知器の中でショートしていた様子。感知器の中でタプタプ言ってました。



新しい感知器とベース交換です。
また線の入る穴にはコーキングが必要です。
お客様の方でやって頂けるとの事で工事はここまでに。

無事に受信機も復旧しました。


今後ともお付き合いさせて頂けたら幸いです。
この度はお問い合わせいただき、ありがとうございました。


こういったお困り事がございましたらご相談下さい。



●消防設備等の点検、設置に関するお問い合わせは宮川防災(千葉県市川市)までどうぞ●

　　宮川防災
　　TEL/FAX　０４７－３３８－０７０８
　　Eメール　miya-bousai@infoseek.jp(※土日は返信が遅れます)
　　営業時間　平日　AM9:00～PM6:00
　　※消防用設備の点検料金のご相談・お見積もりは無料です。

忘れられがちな「誘導標識」。

市川市にて管理されている集会場の消防用設備点検。
今回が初めて点検なので一からでした。

集会場は消防法上「1項(ロ)」にあたり、
特定防火対象物という厳しい扱いとなるため
小さい規模でも設備がしっかり付いています。

前情報では「消火器」「非常警報設備」でした。

実際に現場で点検を開始してみますと、
その中で気付いたのが・・・。



誘導標識、と言います。

実はこれも立派な消防用設備になります。
点検対象になりますのでご注意下さい。

今回は消防報告時なので点検票をつけて手続きします。


そして非常照明も点検。





以前も触れましたがこれは「建築設備」となります。
建築基準法の元で設置されており、消防用設備ではありません。

今回はご依頼を頂いたので点検させて頂きました。
一つバッテリー不良がありました。

非常灯もこういう機会に一緒に点検が良いと思います。


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