誘導灯の球切れについて

最近は高輝度型の誘導灯が出回っており球切れも少なく、
更にはLEDタイプまで出てきました。

しかし実際はまだまだ通常の蛍光灯タイプの誘導灯が多いのも
実情ではあります。

こちらは船橋市内の事務所ビルさんの誘導灯です。



球切れしている誘導灯です。
この状態で本体向かって右下のバッテリーテストの紐を引いてみますと…。



このように点灯する場合がございます。

要するに常用電源100Vでは点灯せず、予備電源バッテリーだと点灯する。
こういった現象が起こります。

どうしてこういう事が起こるのか？というのは難しい話になるので
ココでは省略させて頂きます。
(※ネット検索を掛けると結構出てきます、今話題のヤフー知恵袋とか…(笑)）

この現象を見てたまに一般の方がバッテリーの点検紐を引っ張った状態に
固定して点灯させようと間違われるケースがございます。

明日、消防署の立ち入り検査、査察があるのにどうしよう！
なんて焦ってやられてしまうケースも見受けられます。

これをやってしまうと言わずもがな、20分程度でバッテリーの容量が無くなり消灯。
バッテリーを交換せねばならなくなり思わぬ出費となります。
本当は蛍光灯とグローを変えるだけで済んだものなのに。。



こういった間違いがないよう充分にお気をつけ下さい。
心配ならば出入りの業者に確認をしてみるのが間違いありません。

ちょっとした事でも我々消防設備士にお声を掛けて頂けたら幸いです。
バッテリーは年々値上がり傾向ですので…。





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