千葉県市川市の消防設備点検"㈱宮川防災"ブログ「平たい話」

千葉県市川市にて消防設備の点検・工事を承ってます。E-mail:miya-bousai@infoseek.jp

つり下げ式避難はしご設置

2010年03月30日 | 消防設備点検・工事
先日、江戸川区のお客様よりご依頼頂きました。
毎度ありがとうございます。

マンション(アパート)の梯子の交換です。
というよりは避難ロープがついていました。



こちらの建物は消防設備の点検は承っておりません。
しかし不動産屋さんに「コレ大丈夫なの?」と疑問に思われた
住人の方より問い合わせがあったのがきっかけで交換です。

参考までに避難ロープは国家検定品ではありません。
よって都条例の「2方向避難」で避難ロープを取りつける事が
東京都内ではしばしば見受けられます。



以前触れましたがステンレスのBOXと操作方法を貼り付けました。
(※過去記事はこちらをご覧ください。)
使用方法についても勿論ご説明させて頂きました。


実際につり下げた様子です。アルミ製のハシゴです。
値段がスチールと比べると倍違いますが、軽さがウリです。



地面から梯子の下端が50cm以内に収まっています。

避難器具もいざという時には非常に重要な役割です。
普段の消防設備の点検は勿論、状態の悪いものは交換が必要です。

点検をしていればこういう事態は出来る限り防げますが…。




●消防設備等の点検、設置に関するお問い合わせは宮川防災(千葉県市川市)までどうぞ●

  宮川防災
  TEL/FAX 047-338-0708
  Eメール miya-bousai@infoseek.jp
  営業時間 平日 AM9:00~PM6:00









関西で見た消防用設備・3

2010年03月24日 | 消防設備について
3連休、いかがお過ごしだったでしょうか?

年度末と東京都が22年3月31日までに火災警報器取付の期限が
迫っている関係でドタバタしています。

あまりボヤいてはいけないのですが火災警報器のお仕事は
時間ばかり取られて利益が出ないので…

まさにハイリスク・ローリターンです。

しかし、お世話になっている不動産会社さんや管理会社さんの
ためにも一生懸命頑張る所存であります。


関西の消防設備は今回で最後にしたいと思います。
あんまり一般の方が見ても面白くないでしょうし。。

最初に泊まったホテルです。



防炎防火対象物については以前触れました→コチラ。

ホテルは勿論、それに該当します。チェックして見ると
上記画像のようなカーテンに始まり…



床のじゅうたんも勿論、防炎のものです。



ユニットバスを間仕切るカーテンも水場ですが、防炎。
(※安いホテルに泊まっているのがバレバレですね、、、)



ちゃんと扉には避難経路図が添付されており、
こんな具合に業者が泊まっても安心出来るホテルでした。
隣の部屋のイビキが聞こえたのには驚きましたが…
(※RC造なのにパーテーションがペラペラのボート??)

それはさておき、別の場所で見た消防設備です。
こういった文化財では放水銃なんかが多く設置されていますが、
箱の中が見れる訳でもないので・・・



何処に行ったかがお分かりかと思います(笑)

真面目な話をすると、消火器に現場名を記載してます。
これって私は大事な事だと思います。

先日も市川駅前のお客様であったのですが…
内装工事で業者が入った際に新品に取り換えたばかりの消火器を
自前の古い消火器と取り換えて行ってしまった、なんて事件が。。

立派な窃盗です、止めて下さい。。

それなりの値段がする消火器ですので名前を入れるのは
意外と大事であると思います。

普段あまり消防設備には愛着がわかないとは思いますが・・・

点検する業者側だけでなく、現場の皆さまも目を掛けてやって
頂けたら幸いです。



●消防設備等の点検、設置に関するお問い合わせは宮川防災(千葉県市川市)までどうぞ●

  宮川防災
  TEL/FAX 047-338-0708
  Eメール miya-bousai@infoseek.jp
  営業時間 平日 AM9:00~PM6:00







関西で見た消防用設備・2

2010年03月16日 | 消防設備について
今日の記事は一般の方が読まれても面白くないと思います。
ちょっとマニアックな話なので申し訳ありません。
でも一般の方でも分かるよう努力をしながら話を進めてみます。



連結送水管設備の「送水口」です。
そもそも連結送水管設備って?という話は以前お話しました。
過去の記事はこちらをご参照ください。

消防隊がポンプ車のホースと繋ぐ口である「送水口」。
上記画像が一般的ですが・・・



違いがお分かりでしょうか?平たく言えば「フタ」が異なります。
上記画像は押し輪キャップが付いていますが、2枚目はプラスチック。

都内近郊では殆ど前者のキャップが付いています。
しかし、京都は逆でした。プラスチックが7割くらいの印象。



こちらも送水口、スタンド型ですね。プラスチック。
プラスチックのフタって一般的にはイタズラで割られてしまったり、
またいざ使う際も割るのですが中に破片が残りホースが差し込み辛い、
そんなクレームが多いため殆ど流通していないのですが…。
関西方面ではまだ作ってるメーカーさんがいるのかもしれませんね。

昔、少しだけ噛んでいたので何だか非常に気になりました。
ちなみに差し込み口は「町野式」でした。

この差し込み口のお話はまたどこかで出来たらと思います。



●消防設備等の点検、設置に関するお問い合わせは宮川防災(千葉県市川市)までどうぞ●

  宮川防災
  TEL/FAX 047-338-0708
  Eメール miya-bousai@infoseek.jp
  営業時間 平日 AM9:00~PM6:00



関西で見た消防用設備・1

2010年03月08日 | 消防設備について
先日、関西方面へ行く機会がありました。
仕事柄携わる消防用設備なのでやはり目が行きます。

まずはこんなポスターを目にしました。



京都は23年5月31日まで猶予があるようです。ビックリ。
東京ですら今年3月までが期限だというのに…長いですね。

千葉県は既に設置が新築・既設ともに期限が過ぎています。
お取付はお早目にお願い致します。

価格もホームセンターを見ると非常に安価になっていますね。
これが底値だと思われますので是非ご購入下さい。



●消防設備等の点検、設置に関するお問い合わせは宮川防災(千葉県市川市)までどうぞ●

  宮川防災
  TEL/FAX 047-338-0708
  Eメール miya-bousai@infoseek.jp
  営業時間 平日 AM9:00~PM6:00





押し入れの感知器について

2010年03月03日 | 消防設備点検・工事
マンションやアパートなどの点検が最近は多いです。
先日は市川市で管理されている建物の点検でした。

居住者の方に押し入れ宜しいですか?と確認しますと、
良く不思議がられる事がしばしばあります。

これは寝タバコされる方による火災が多いためです。
要するに寝ながら布団でタバコを吸っていた後に
布団を畳んで押し入れに入れた後に起きる火災です。

時間差で段々火種が大きくなって火災が起きるのです。



従って取付される感知器は一般的には「定温式スポット型感知器(特種)」です。

最もポピュラーな感知器である差動式スポット型は温度差で発報します。
従って緩慢な温度上昇では感知しない場合を考えて特種60℃の感知器が
一般的には付けられている事が多いです。

あくまで一般的な話ですので地域にによりけりです。
差動式スポット型感知器が付いている事も実際は多いですね。



向かって左側の確認灯が赤く光っております。
これで感知器が発報した事を指しています。

押し入れには色々と物を入れられている事が多いと思いますが、
なにとぞ点検の際にはご協力をお願い致します。




●消防設備等の点検、設置に関するお問い合わせは宮川防災(千葉県市川市)までどうぞ●

  宮川防災
  TEL/FAX 047-338-0708
  Eメール miya-bousai@infoseek.jp
  営業時間 平日 AM9:00~PM6:00