田村はまだか＠札幌出身朝倉かすみ

昨年秋に知人のオススメで紹介された本。
「田村はまだか」

著者の朝倉かすみさんが札幌出身ということもあってか
図書館の予約は数カ月待ち。

辛抱強く待っている間に「ほかに誰かいる」のほうを
先に借りることができました。



朝倉かすみさん。

miyと同年代なのに「ほかに誰かいる」では
高校生の女の子の心理が瑞々しくておどろき、
この「田村はまだか」ではススキノのスナックバーが舞台で
４０歳の同級生男女５人のそれぞれから物語が始まります。

外出の先々やちょっとした待ち時間に少しずつ読み進んだので
その度にこのススキノのスナックバー「チャオ」の扉を開けて
お客の一人として登場人物の隣に座っている感覚になるのです。
どの登場人物にも共感する部分があったり…。

「田村はまだか」

この斬新なタイトルがまた摩訶不思議な感覚の本。

朝倉さんのブログ「アサクラ日記」を久々に覗いみたら
新刊「感応連鎖」が出たらしい。

誤植のお詫びの記事が…。

作家って大変なんだなぁ～