現代ブライダル事情 披露宴編

　結婚式もずいぶん様変わりしたものだとしみじみ思った。

　この歳になると、
　結婚式に参列するよりは、　
　お葬式に参列する機会が圧倒的に多いから
　そんな風に感じるせいもあるのかなぁ～。

　まず、披露宴会場のフロアーについて思ったことは・・・。

　随所に設けられているほんのちょっとした気配りの細やかさ。

　化粧室には、新婦の直筆で
　《どうぞご自由にお使いください》というアメニティグッズ。
　もちろん綿棒からハンドクリームまで
　花嫁自身がそろえてるとは到底思わないけれど、
　こんなところまで演出をする結婚式場の関係者に脱帽した。

　そして、ここは新婚さんのうち？
　と思わせるような、あちこちに飾られた二人の幸せそうな笑顔。

　もちろん二人のお人柄によるところが大きいのかもしれないけれど、
　参列者に肩書きが少なかったのは好印象だった。

　心温まるひと時をともに出来て感謝。
　どうぞ末永くお幸せに・・・。

現代ブライダル事情 挙式編

　ブライダル最新事情を目の当たりにして本当に驚いた。

　まず、挙式の行われるビルの中に併設されたチャペルは
　弦楽四重奏のＧ線上のアリアが流れ荘厳な雰囲気。

　席に着くと金管のオープニングに続き
　パイプオルガンによる新婦入場。

　私たちが一緒に歌う賛美歌は
　ハンドベルの伴奏に加え、
　なんと聖歌隊は10名もの豪華さ。

　生演奏も、ここまで充実していると、
　感動を通り越して、演奏そのものに聞き入ってしまった。

　うーん。
　すばらしい感動の挙式を拝見させてもらった。

　（ここではあえて、お金かかってそう・・
　などという下品は表現は差し控えつつ・・）