【赤羽】コーチングを使ってお子さまの可能性を伸ばすピアノ教室★松本美和ミュージックアカデミー

自分で考え、行動できるお子さまに育てるために、開けてみませんか?音楽のとびら

発表会の選曲までの道のり③

2013-08-28 10:41:58 | 発表会
「最近 練習をしなくて・・・
 毎回 同じことを言う私も疲れちゃいました・・・」

夜遅く 生徒さんのママからメールが来ました。

そして 今日はMちゃんのレッスン

練習しない時は 弾きたい曲がないとき。
練習がマンネリ化してる時だと思っているので
別に 私にとっては深刻な問題ではありません
(ママ ごめんなさい)

で・・・・ 聞いてみました

「Mちゃん 発表会 どうする?」
「出る・・・」
「そう? じゃ どんな曲 弾きたい?」

「やさしくて むずかしい曲」

一瞬??? でしたが~
コーチングを使って チャンクダウン

やさしくて・・・
というのは 難易度ではなく 曲の雰囲気でした。

なめらかに流れる様な感じ
しずかな曲
きれいな感じ・・・

そんなイメージでした

そして二つ目のお題は「むずかしい」
これは 練習は大変だけど 難しい曲
ってことでした。

そして 選んだ曲
演奏してる私の右隣から 笑顔が溢れているのが分かりました

「これがいい!!!」

「そう? じゃあ これにしましょう。
 でもね ひとつだけ 条件があるんだけど・・・」

「?」

「この曲ね ペダルを使うから ステキなの・・
 ペダルがないと ほらね? こんな感じ
 ちょっと素敵な感じが減るでしょう?
 でも Mちゃんのおうちにはペダルがないから
 ペダルを買わないといけないの。
 
 でもやる気が続かないなら 先生は パパとママには
 買ってくださいって 頼めないじゃない?
 Mちゃんがやる気になったら 頼んであげるね。」

もちろんMちゃんは 笑顔で 帰って行きました
ママ 多分 大丈夫だと思いますよ~
どうぞ 応援してあげてくださいませ(*^_^*)



発表会 なんでもファイル

2013-08-26 13:12:44 | 発表会

発表会当日は
私はきっと冷静さがなくなってるはず。
当日、私にいろいろ聞いてこないで〜

と思い、それまでの間
生徒さんやお母様が感じる疑問や、私が忘れないように伝えておきたいことを、教室だよりに載せてファイリングしてもらうようにしました。

発表会の係もすべて、生徒さんと保護者のみなさんにご協力をお願いしてますが、当日
【先生、これはどうします?】と聞かれたことがここ数年ありません。

私に聞いてもテキトーな答えしか返ってこないことを、皆さんよく把握していただいてるようで。

というわけで
今回のファイルはこれです。

どうぞよろしくお願いします(*^_^*)




発表会の選曲までの道のり②

2013-08-25 12:39:36 | 発表会
発表会の曲を選ぶにはとても長い時間がかかります

初めのうちはレッスンの時間にやっていましたが
あっという間に時間が過ぎてしまうので 数年前からやり方を変えました

まず 生徒さんのお母様、大きい生徒さんは本人に
「どんな曲を弾きたい(弾かせたい?)か」
を聞きます。

知ってる曲 知らない曲
綺麗な曲 元気な曲
速い曲 ゆっくりした曲
クラシック ポピュラーなどなど・・・

それを確認しながら 生徒さんの希望に合わせて
ひとり3~4曲を選びます。

私がそれをすべて初見で完璧に演奏できるわけではないので
(昔は可能でしたが 今は生徒さんのレベルが上がったので
  曲も難易度が上がり とても初見では厳しくなりました・・・・苦笑)
いい演奏をしているものをyoutubeで探し出します

選曲も大変ですが 上手なこの演奏を見つけるのが
これまた 大変・・・
(でもCDだけを聴かせるのと違って 俄然やる気にもなってるみたいです)

(そうやって 実は今回 お盆休みをすべてこのために使いました
 ほとんど1週間レッスン室にこもっていたので気分が↓に・・・・
 人間 外に出て 気分転換することは大事と 今回身にしみて感じました 汗)

そうして選んだ曲を生徒さんに送り 返事を待ちます。
生徒さんのレベル合わせるのは自信がありますが
生徒さんが気に入ってくれるかどうかは毎回ドキドキ・・・

そうして その曲がOKだった生徒さんには楽譜を用意して待ち
なんかモヤモヤした返事の生徒さんには 再び曲を選びます

同じ曲を渡すと 両方とも
「これがいい」
と選んだら最悪ですので この段階は
全員に 違う曲を渡すので とても大変な作業になりますが
でも このやり方は 私はとても気に入っています


今回の発表会が初めての生徒さんは もう少し曲選びまでには時間がありますが
それ以外の生徒さんは8割は終了
だんだんと 私の気持ちも楽になってます

さあ、生徒の皆さん
次は 譜読みをするみんなの番だよー
一緒に 頑張ろうね~(*^_^*)

My Family
家は 本当に荒れ放題だけど もう少しだけ 我慢してね~
ごめんなさーい



発表会の選曲までの道のり①

2013-08-24 12:22:19 | 発表会


発表会では 生徒さんが弾きたい曲を選曲したい。
そう思って選曲しています。

自分が小さい頃
先生に
「これ弾いて!!!」
って 渡される曲が嫌いでした。

その時 私 乙女の祈りが弾きたかったんですが
先生が提示してくれたのは 変な曲(?)

私 あの頃バロック曲とかも好きだったので
その曲自体は よく覚えてないんですが
多分 あまり 魅力のない曲だったんだと思います。

いつしか 自分の子供もピアノを習うようになり
せっかくの晴れ舞台なのだから
納得のいく曲に取り組んで欲しいと 願うようになりました。

とすると 生徒さんもお母さんもきっと そう思ってるはず
夏休みが始まる前 
「たくさん弾きましょうコンクール」
なるイベントを開催します

このことは 前回のブログに書いたので割愛しますが
ポイントが貯まっても なにも景品はありません。

その代わり たくさんポイントが貯まったら
素敵な曲を最初に選ぶ権利が与えられる!!!
と言ってあります

ポイントが貯まってなかったら ビンゴと同じで
残り物しか選べない。。
きっと 最初に 素敵な曲はなくなってしまうだろうから
ポイントを貯めておいたほうが 素敵な曲をゲットできる!!!
と・・・・

ポイントを貯めるためには 
ソルフェージュを頑張る
バーナムを頑張る 
曲を頑張る

いろいろ手段がありますが どれを選ぶにしても
たくさんの曲に取り組まないといけないので
楽譜を読む力は格段につきます。

選曲の時のポイントは
この曲を譜読みするのに いったい どのくらいの時間を費やすか・・
です。
持ち時間の中で 譜読みに2ヶ月かかっていては
演奏に十分な練習時間をかけることはできません。

そうやって 夏休み前に生徒さんとお母様にお伝えしたので
ピアノのないおばあちゃんのところに行く荷物にも
ちゃんと ソルフェージュの本は 忍ばせて出かけたみたいでした(*^_^*)



生徒さんのやる気スイッチを入れる

2013-08-03 20:46:32 | コーチング
8月3日~4日にコーチングセミナーを受けてきました。

うちの教室の8月号に載せた内容をアップしてみました!!!!


今回のテーマは《知識と意識をアップし、やる気をマネージメントする方法》でした。
これから発表会に向かって、生徒の皆さんがやる気を出してくれるには、
私たちサポーターが《お子さんのやる気のもと》を知り、
《やる気のスイッチ》を入れるべくアプローチすることがポイントになると思います。

今回は、お子さんが動くきっかけをつかみ、そのお手伝いができるようヒントをまとめてみました。

やる気の素は3種類
 ☆Goalが魅力的に見える⇒やりたいスイッチ
    例 発表会で○○を弾きたい。絶対弾くもん!!!私、頑張る(これが理想ですね~)

   でも実際は 《素敵な曲弾ければいいけど ただ練習するのは大変だぁ~》
    (自分の能力や資質に比べて高すぎる~と感じた場合《無理~》という気持ちが湧き 諦めてしまうことに・・
           そこで 
            ↓
 ☆《それだったら やれそう》と思えるよう 本人の持つ資源に光を当てて関わっていく⇒やれそうスイッチ
    例 この曲 なんだか難しそう・・・両手でなんか弾けないよ
      ポイントを貯める? みんなすごいから ぼくなんか無理・・どうせみんなみたいに貯められっこない
            ↓
      弾けたらどんな気持ちになる? 
      あなたに出来ることは何?(リズムうち・・・とか右手だけ弾くとか)
      今日はどこまでできそう?
      これをやるために必要なものはなんだろう?(時間 協力者 誘惑に打ち勝つ気持ち・・)

       この場合大切なことは(  )の中の言葉を お母様でなく お子様から引き出すことです。
       質問が良いとその後の行動が加速します。
       質問が、こちらサイドのおしつけや誘導になると・・・経験者はきっと結果はご存知ですね~笑
       大人の生徒さんやこのページを自分で読んで理解できる高学年の生徒さんは
       セルフトーク(自分との会話)でやってみてください。


  
  ☆発表会をイメージした場合 たとえば なかなかやる気スイッチが入らなかったら・・・
   行動を促すために 動かないと状況が悪化する というイメージを描かせる⇒やらねばスイッチ
             ↓
     例 練習しないでいたらどうなる?
       いつまでにやれてないと厳しい?
       
        この場合どうして?なぜ?という言い方は どんどん追い詰めてしまうことになりやすいので
        《このまま練習したかったらどうなると思う?》ではなく
        《やれないのはどうして?》《どうやったらできそう?》と相手の気持ちを受け止めて
        Goalをイメージさせるプラス思考が効果的です。


  その時々によって 相手の状態を観察しながら どのスイッチを入れると効果的かを意識しながら
  さあ、実践してみてください。