【赤羽】コーチングを使ってお子さまの可能性を伸ばすピアノ教室★松本美和ミュージックアカデミー

自分で考え、行動できるお子さまに育てるために、開けてみませんか?音楽のとびら

「どうせ無理」と言われたことがありますか?

2017-04-21 07:20:22 | 子どもたちの自己肯定感を高めるために

ごきげんよう

コーチングを使ってお子さまの可能性を伸ばす
東京都北区のピアノ教室 ぽこあぽこ音楽教室@松本美和です


みなさんは
「どうせ無理」
と言われたことがありますか?


植松努さんの本を繰り返し読みながら




あらためて
【どうせ】
という 言葉の冷たさと哀しさを
考えている私がいます

今日は
【どうせ】
について書いてみたいと思います

よろしかったらお付き合いください


私は 小学4年生くらいの頃だったか
ピアノの発表会のことで
忘れられない記憶があります

あの時の経験が
今の私につながっているなぁと
昨日 クライアントさんとのセッションの後
感じました

発表会の選曲のことです

先生は私に
ある曲を提示しました
今 その曲が 何の曲だったのかは
覚えていないのですが
たぶん 私にとって
発表会で弾きたくなる
魅力のある曲ではなかったんだと
思います

私は その頃
弾けるようになったらいいなという曲が
ありました

バダジェフスカ作曲
乙女の祈り

でした

私は 小さいころから
楽譜が大好きな子どもでした
私の住む町には楽譜売り場がなかったので
いつも 隣の島原市に
父に 車で連れて行ってもらって
楽譜を見るのが大好きでした

もちろん
乙女の祈り
の楽譜も
ピアノの上に乗っていました(笑)

私は先生に
「乙女の祈りが弾きたいです」
と言いました

でも、先生は
「この曲は難しいから
 あなたにはムリ」
と 言いました。

「どうせ練習しても
 うまく弾けないわよ」

とも・・・・。


【どうせ無理】

あの時
本当に悲しかったことを覚えています

(先生は
私の味方じゃないんだなぁ)


そんなことを
ぼんやり思いました

(先生は 私に
この曲を弾かせたくないのかなぁ)
とも思いました

でも
先生の言うとおり
「どうせ弾けない」
のなら
私は 先生の決めた
【あの曲】
を発表会で弾かなきゃいけない

それは嫌だと思いました

だって 
【あの曲】

私は 発表会では
弾きたくなかったんです

せっかくの発表会なのに。。。。

それに
「どうせ無理」
って 先生が決める根拠は
なんなんだろう
とも思いました

やってもいないのに
どうして
先生は 
「どうせ無理」
なんて 勝手に決めて
言うのだろうと・・・

全く訳が分かりませんでした

それなら
しかたがありません
私のやることは
もう決まっていました

先生の助けなしに
先生が
「弾いてもいいわよ」
というレベルまで
自分で弾けるようにすること

それしかない

それからは たぶん
必死で練習したと思います

効率の良い練習のやり方なんて
自分では考えられるはずはありませんから
メトロノームが カチっていう間に
右手を10個弾く・・・


最初は途方にくれましたが
人間
やろうと決めさえすれば
やるんですね~


私は 最初の一ページ目を
弾けるようになりました

乙女の祈りは
いわば変奏と繰り返し

最初の難関を超えさえすれば
あとは なんとか見通しが立ちます

私は こうして
ほぼ ミスタッチなしで弾ける状態になりました

そして
先生に 再度アタックしました(爆)

もちろん先生は
何も言わなかった
(と思います 
 このあたりの記憶は
 なんせ 大昔のことなので 
 あやふやです。。)

今考えたら
ほんと、
あの時の私には 拍手を送りたいです



でもどうして
あんなことをやれたのか

協力者は
誰もいなかったのに・・・

その理由とは・・・

たぶん
【あの曲】
を弾きたくなかったんだと思います
つまんない曲だったんでしょうね~

そして
【乙女の祈り】
を弾きたかったんです
この曲こそが
ピアノの発表会にふさわしい曲(笑)


だから
私は
【どうせ無理】
の呪文に負けないですみました

でも、
【どうせ】
っていう言葉

強いですよね

なにものもねじ伏せる脅威を
持っている感じがしませんか


大人の私でも
今 目の前の人が
「どうせ無理よ」
と言ったら
かなり しょげます

植松さんも本の中で

【どうせ無理 という呪文が自信を殺す】

と書かれています。

「どうせ」
怖い言葉ですね~

「どうせ無理」

私にもありましたよ~

ダイエットは いつも失敗するし
私に ダイエットは
「どうせ無理~」
と思っていました

でもね
「どうせ」
を捨てて 
食事と運動療法をやったら
3か月だったかなぁ~
筋肉は全く落とさず
脂肪だけ3キロ減りました

ダイエットは
私の自信につながりました
「どうせ」
は 私の思い込みにすぎなかったんですよね~

最近 
スポーツクラブではヨガしかやってないので
脂肪は元に戻っちゃいましたが
私の中には
「やればできる」
の自信はつきましたよ(爆)

さあ、
今日も充実した一日を。。。


 

音符が読めないのは生徒さんのせいではないと私は思います

2017-04-18 13:07:13 | 体験レッスンQ&A
ごきげんよう

コーチングを使ってお子さまの可能性を伸ばす
東京都北区のピアノ教室 ぽこあぽこ音楽教室@松本美和です




先ほど
体験レッスンのお申し込みをいただきました

お話をする中で
「今まで何年も習ってきたのに
 おんぷが読めないと
 さんざん言われてきました・・・・涙」

とお母さまがおっしゃっていました


ここからは
私の独断と偏見なので
もし ご意見のある方は
個別にメッセージをください


何年も習ってきたのに
音符が読めない

それは
生徒さんのせいではないと
私は思います




実は
私にも 自分自身に
経験があるので
そのお気持ちがよくわかります


私は
5年生の時
ツェルニー30番の 後半の方が
弾けませんでした

その時思ったんです


私 どうして
こんなに 手が痛いのだろう?

と・・・・


今思えば
脱力が出来ていなかったんですよね


先生は
私が 弾けたら
すぐに 〇をくださる先生でした

脱力とかいうことを
一度も 教えてもらった経験はありませんでした


私が弾けなかったのは
私が 適切な弾き方をできなかったことであり
私のせいではないと
あとで 自分自身を納得させました


指導者は
生徒さんの状態を見極め
そこから
どのような 方法で 上達させるのかを
考える対価として
指導料をいただいていると私は思います


音符が読めない生徒さんになったのは

生徒さんの努力ももちろん関係あると思いますが
それ以上に
指導者の忍耐力はどうだったのか

そこも
振り返る必要があるのではないかなと
そんなことを感じました


ぽこあぽこ音楽教室の
体験レッスンをご希望の方は
こちらから お申し込みくださいませ



褒められた子供はなぜ嘘つきになる?

2017-04-01 10:03:48 | やる気を引きだす工夫あれこれ
ごきげんよう

コーチングを使ってお子さまの可能性を伸ばす

東京都北区のピアノ教室 ぽこあぽこ音楽教室@松本美和です



今月号の教室便り完成しています




新年度特集号
まずトップに書いたのは
うちの教室の 今年度の教室は

【自己肯定感の高い子供に育てる】

です


そのためには
成果や能力でなく努力をたたえる

ことがポイント



私は この本の中で
心理学者C.ミューラーとC.デュエックの実験結果を見たとき
なるほどと思いました




先日 日経オンラインで
このことが書かれていましたので
皆さまにシェアいたします


実験の内容は
子どもたちに簡単なテストを受けさせ、
成績にかかわらず「80点以上だった」と伝えました。

同時に3つのグループに分け、
(1)「頭がいい」と能力をほめる、
(2)何もほめない、
(3)「よく頑張ったね」と努力をほめる、
の違った対応をしました。

その後、2回目のテストをすることを伝え、
「1回目と同程度の易しいテスト」

「1回目よりも難しいが、挑戦しがいのあるテスト」
のどちらかを選ぶように伝えました。 

すると、
(1)(能力をほめられた子)
の35%しか難しいテストを選ばなかったのに、
(2)(ほめられなかった子)
は55%。
(3)(努力をほめられた子)
では、なんと90%が
難しいテストにチャレンジしたのです。 

さらに面白いのはここからです。

3回目には全員にとても難しいテストをさせ、
成績をみんなの前で発表させました。

すると、
(1)の40%が
嘘をついて実際よりも高い点数を言ったのに対して、
(2)で嘘をついたのは
わずか10%でした。 

そして最後に、
全員に1回目と同じ易しいテストをしたところ、
(1)は20%も成績が下がったにもかかわらず、
(3)では平均30%も得点が上がったのです。

ほめられて能力に自信を持つと、
挑戦を避ける傾向が生まれます。

しかも、結果が悪くてもそれを受け入れられず、
嘘をつくようになります。

さらに、失敗を恐れて緊張して、
かえって成績を落としてしまう恐れがあるのです。

そもそも成果は、
本人の力だけでは決まりません。

周囲の協力、環境の変化、運・不運といった
本人以外の要素も大きく作用します。

だったら、
成果ではなく、プロセスをほめたほうが効果的です。

能力や才能といったように、
本人に関わる部分を。

といっても、
これらは生まれつきの部分が大きく、
ほめられても急には向上しません。

冒頭の実験で紹介したような懸念もあります。 

ところが、努力や工夫は
頑張り次第でいくらでも増やすことができます。

モチベーションやチャレンジ精神にもつながります。

努力をたたえることは、
本人にとってチームにとっても
理にかなっているわけです。 

というわけで、
今回紹介したいワンフレーズは「頑張った」(努力した、工夫した)です。

 NG 「この資料のまとめ方はどうかな?」「よくできているよ」(結果、内容)
 NG 「この資料のまとめ方はどうかな?」「センスがいいな」(能力、才能)
 OK 「この資料のまとめ方はどうかな?」「よく頑張ったね」(努力、過程)




プロセスを褒める言葉を増やそう

頑張るとは「耐えて努力する」ことです。
努力以外でも、本人が仕事や活動の
プロセスにおいて注力したこと(行動や態度)であれば
ほめる対象になります。

 話の内容に応じて、臨機応変に使い分けてみましょう。

 OK 「無事に大役をやり通すことができました」「よく我慢したなあ」
 OK 「何とか交渉をまとめることできました」「よくやりぬいたよ」
 OK 「これなら誰からも文句がでないはずです」「すごく工夫したなあ」
 OK 「これこそ最善の策だと思います」「粘り強く考えたね」
 OK 「やれることはすべてやりました」「力を出し切ったね」

   日経オンライン 
    能力を褒められた子は なぜうそつきになるのか?

この春
ピアノ教室の生徒さん
そして コーチングのクライアントさん

新しい出会いもたくさんです

これから一年間
私を必要として下さっている方の
自己肯定感を上げながら
進んでいこうと思います

植松努さんのこの本もお勧めです







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