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MIUコンサルティングオフィス・社会保険労務士三浦剛のブログです。

地域別最低賃金引上目安…全国平均7円

2012年07月30日 | 社会保険労務士
 中央最低賃金審議会が今年度の最賃引上げの目安を答申しました。

 地域別最低賃金は、その地域の生計費や賃金実態などを踏まえて毎年改定されています。昭和53年度以降、中央最低賃金審議会が、引上げ額の目安を各都道府県の地方最低賃金審議会に示す方式がとられています。地域は4つ(A~D)に分類され改定の目安が出されます。
 今年度の引上げ額の目安(原則)はAランク5円、B~Dランク4円。
 これを加重平均した引き上げ額が7円になります。

 参考までに、最近5年間の全国加重平均は
  19年度14円、20年度16円、21年度10円、22年度17円、23年度7円の引上げ
 ※改正最低賃金法では
  『地域別最低賃金の決定基準に、「生活保護に係る施策との整合性に配慮する」こと』
  が明記されています。

 最低賃金額が生活保護水準を下回っているのは11都道府県です。北海道、青森、宮城、埼玉、千葉、東京、神奈川、京都、大阪、兵庫、広島です。

 現在、大阪府の最低賃金は786円、京都府は751円、兵庫県は739円、東京都は837円です。


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