
杉原誠四郎著『外務省の罪を問う』を読み始めている。アマゾンの書評には多くのコメントが寄せられている。その中の一つを紹介する。
戦前、戦中、戦後、一貫して国益を無視して来た外務省の実態, 投稿者 risakiti911
加瀬英明氏の序文からして衝撃的だった。
氏は天安門事件当時、世界中からの批判にさらされた中共の要請に屈して天皇訪中がなされた当時、有識者として天皇訪中に反対の意見を内閣に述べた。当然であろう。なぜならば天皇陛下が外国に行幸されるのは日本を代表してその国を祝福されるためにお出かけになるものだが、中共は国内で多数の国民に対して人権を蹂躙しており、そのため国際的な立場も危ういものであったからだ。
加瀬氏が当時の宮沢内閣にかような意見を述べる直前、外務省の樽井中国局長が加瀬事務所を訪れ、天皇の訪中に反対しないよう注文を付けにきたという。
その内容は「私は中国に留学したときから日中友好に生涯を捧げる決意をいたしました。なので官邸にお出かけになるときは天皇訪中に反対しないでいただきたい」とのことだったという。
なんと個人的な事情とやっすぽいセンチメントではないか。一体日本の国益は樽井局長の言のどこにあるのか?
かくして陛下の政治利用の嚆矢となり、現在の日中関係の原因の基になったのであった。
前書きににおいて著者は尖閣問題について触れている。尖閣諸島を石原前東京都知事が買う、と宣言した。
それを横取りしたのが民主党政権であったが、国有化するにあたり外務省を通じて中国当局の了解があったのだ、とする。だれも言わないがそりゃそうだろう。激しく中共に阿る民主党政権と外務省が事前に中国当局に打診していない、とする方が考え方に無理がある。
国民の寄付であっという間に15億円集まり、その金で尖閣を購入するとすれば中共は日本国民の世論を敵にまわすことにもなろう。そこで次善の策として中国当局に打診したのが「港も、船溜りも、新しい灯台も一切作らない、誰にも上陸させもしない、国有化」という提案だったのだ。
外交機密を盾に確たる証拠は出てこないが、まず間違いない。
旧地主は「もうこれで日中の争いがなくなるので。ということで先に約束してあった前都知事との約束を反故にした」と言っている。
ところが中国国内のある学者が「国有化の方が私有地としてあるよりも領土問題として考えた場合、国際法の見地からするとよくない。また中国においては所有権の概念がないので、世界一般から見た場合の事を考えると肯首できない」といい、両国の思惑がはずれた。
困ったのが後にも引けない野田政権であった。
先日の安倍首相の北京APEC会議での醜金平との会談の事前協議で、害務省は、又してもシナに間違ったシグナルを送っている。尖閣があたかも係争地であるようなサインだ。チャンコロ新聞には"どうだヤッター"というようなことが書かれたらしい。安倍さんは、「靖国参拝をしないと約束させられるのなら会談はしない」と害務省出の現国家安全保障局の谷内正太郎にきっぱり断っているという。
そして近代史家の秦郁彦氏のコメントにも
「1年半ばかり前になるが、内閣国際広報室から拙著の『慰安婦と戦場の性』(新潮社、1999年刊)を英訳したいとの要望があり筆者も応諾し訳者も内定したところへ、新任の長谷川広報官から、首相の意向をちらつかせながら「刺激的」な部分を大幅に削除するよう要求された。
この人なら漱石や鴎外の翻訳でも同じ注文をつけそうな見識の持ち主と推察されたので、私の方からご破算にしてもらった。臆病すぎる官僚的な対外広報なら、何もしないほうがまだましと言われないようにしたいものである。(はた いくひこ)」
これにも害務省の中韓を刺激しない"反日弱腰"志向が表れている。全体害務省は『誰のための機関』なのか。その根っこはかの朝日新聞と同じではないか。そんな日本にとって害になる機関なら、ぶっ潰した方がどれほど日本にとって利益になるか知れない。
更に「吉田証言」などを根拠とするクマラスワミ報告書への反論文書について、外務省は「公開すると、日本が人権問題にネガティブな印象を持たれる可能性もある」と懸念を表明。出席者からは「これまで政府が日和見で対応した結果、米国に複数の慰安婦像が建った」(西川京子元文部科学副大臣)と即時公開を求める声が相次いだ。
大体害務省内にシナバカの加藤紘一などが属していたチャイナスクールとかを作って、何をしているのかと思えば、シナの諜報目的ではなく、なんと"親中派"のなかよしクラブで、シナに対して「嫌なことは行わない」「言わない」のかつてのアンポンタン首相福田康夫ではないが「相手の嫌がることはしない方がいい」と、のたまわった奴と同じ穴のムジナ同士だ。その言葉そっくりシナの奴らに言ってやれ・・。
シナは着々と敵対国を▽世論戦▽心理戦▽法律戦を駆使した《三戦》で攻撃してきている。そんな胸糞悪い奴らをかばって、相手の嫌がることは・・・だと、ふざけんな!こんな害務省なら、ないほうが余程ましだ。一刻も早くこんな機関は解体せよ!!それが国益というものだ。