Pura Vida!

すきな音楽の事やガーデニングや家族の事など、日常の出来事を綴っています。

春の詩

2020-03-05 | ガーデニング
          


 3月の午後、少しの間、寒さが残る庭に目をむけたら・・・


 凍えた手先をこすり合わせて歩いたあの道と

 春黄金花やまぼうしの花の色に染まった庭の木々が

 頭の中で一瞬パッと交差した。

 
 -春は近い。

 春は、毫釐のはやさでやってくる。


 ときおり気まぐれに吹きつける無慙酷薄な北西の風や

 凍てつく雪時雨にさらされながらも

 草木はにげる事なく堂々と体深で踏んばり、新しい息吹を芽生えさせる。

 幾代も流れて続けている時の中で、

 あたりまえのいとなみとして、いとも易く可憐に力強く。


 さあ! ならい、つちかい、つくそう!   怯弱な心を拭いとれ!