Pura Vida!

すきな音楽の事やガーデニングや家族の事など、日常の出来事を綴っています。

次男の入学式

2010-04-02 | 我が家
  新しい年度がはじまり、昨日次男の入学式が行われました。
            

強い風に桜の花が揺れていましたが、春を思わせるようなあたたかい風が

これからの生活に胸をふくらませている学生達の気持ちを、ますます高ぶらせているようでした。

               

自分自身の事を振り返ってみると、大学の入学式に親が出席するなんて考えられなかったし、

当時そんな親はいたのかいないのか・・分からないほど少なかったはずですが、

私にとりましても子供の入学式は人生最後・・と、いうことで出席してきました。




マンモス校のせいか学部別に入学式が行われ、次男の理工学部は記念会堂が会場でした。

思っていたとおり、新入生の人数の4~5倍近い数の親達に閉口気味

私もその中の一人なんですけど・・全学部合わせるといったいどれほどの親が参列したことか。



ウチは”仕事の都合”という口実のもと、息子達の入・卒業式や運動会はモチロン学校行事に

父親がきたことは一回か二回くらい・・・息子らも”母親が来たい時に来る”というリズムは、不満な様子ではなかった。

それもそのはず

夫は"子供の人生は子供の人生”と、子供べったりの若い父親の子育てに異論のあるポリシーの持ち主だし、

母親も本音は、”カナメさえ外さなければ、何んとかなるだろう”と、子供に振り返す すべを体得したもんだから

我が家の息子達は、比較的早めに”大人らしい”ものの考え方を身に付けたのではないかと思っている。



小学校からはじまった塾での熱心なお父様の姿や、入試勉強を一緒にする親・・

サッカーでご一緒したご父兄の中には、3人も子供がいるにもかかわらず行事は夫婦フル出席という熱心なご父兄もいらして、

(下の子の時は年齢がウチより若いご夫婦が多かったせいか、そんな風潮が強かったけど・・)

『子供は親が来るのを望んでいるし、絶対に嬉しいはず』と、言ってらしたけど。



やるのは子供自身。親をあてにせず、どんどん乗り越えていってください。いかなる時もキミの味方です。

まぁ、私の場合は、子育て信念が半分、サボり半分・・と、いったところでしょうかね~。

それでも中学受験対策は手助けしたし、学校の役員も4年間もした、父母代表挨拶もした・・これ以上、文句ないだろうよって




そんなわけで・・・

節目である大学の入学式、いろいろな思いを巡らしながら、たくさんのご父兄の方とともに、入学を祝い熱い思いをおくってきました。

 新たなステップにふみだして、大いなる夢と希望をおおいにふくらませてください。

  どうぞ、自分自身が納得の出来る学生生活をおくってください  と。



式の冒頭の先輩の応援団によるエールと、

総長を先頭に、校旗を掲げ角帽を被った教授達の入場行進には、伝統と誇りを感じて感動しました。