コスモ石油、カービジネスに本格参入
ガソリンからシフト…販売リースから売却まで
産経新聞
11月25日(水)15時1分配信
コスモ石油、カービジネスに本格参入
ガソリンからシフト…販売リースから売却まで
ビークルショップ熊谷店のオープニングセレモニーで
テープカットを行うコスモ石油マーケティングの
佐野旨行社長(中央)ら=埼玉県熊谷市(写真:産経新聞)
コスモエネルギーHD(旧コスモ石油)が
カービジネス事業に本格的に参入した。
石油製品販売のコスモ石油マーケティングが
サービスステーション(SS)に併設する形で
「くるまの相談窓口 ビークルショップ」をオープン。
販売・リース・保険・車検・メンテナンス・売却まで
網羅したカーライフ関連事業に乗り出す。
20日朝、関東1号店となるビークルショップ熊谷店(埼玉県熊谷市)の
オープンセレモニーが行われた。
本業といえる石油製品の販売だけでなく、
カーライフ関連事業全般を強化するという2013年に打ち出した
「コスモビークルビジョン」の本格的なスタートとなる。
セレモニーに出席したコスモ石油マーケティングの佐野旨行社長は
「2020年度には200億円の営業利益を安定的にあげる
という目標を掲げる中、このビジネスで40億円は
稼げるようにしたい」と力を込めて語った。
ショップに社内研修で育成したカーライフコンシェルジュを配置。
お客が落ち着いて相談できるよう専用の商談スペースを設けたほか、
大型モニターやタブレットを使った車選びコーナーも新設。
新たに開発した専用システムで国産全メーカーを比較したり、
360度のパノラマ画像で車の内装を見ることができる。
さらに整備工場を完備し、車購入後のオイルや
タイヤの交換といったメンテナンスのほか、
車検・板金・修理といったアフターサービスの体制を整えた。
自動車保険も扱っている。
給油でSSに来たときに点検を行い、
車を常にベストな状態に保つという。
同社がカービジネスに本格参入した背景には、
エコカーや低燃費車に人気が集まるにつれて、
ガソリン、軽油など燃料油の需要が減少してきたことがある。
資源エネルギー庁のガソリン需要見通しでも、
年々1.8%ずつ減少していくと予想しているという。
一方、車両販売、アフターケア、保険、車検まで含めた
カーライフ事業は、全体の25%を占める燃料油を除いても、
約27兆円の規模が維持されているという。
カーライフ事業への参入は急務の課題であり、
佐野社長も「これまでSSではガソリン・軽油を販売してきたが、
その4倍の収益機会を狙っていく」と期待をにじませる。
同社のマイカーリースは11年4月から
「コスモスマートビークル」のブランドで開始。
今月までに類型契約台数が2万3千台を突破するなど
順調に成長してきた。スマートビークルの加盟店は
100、SSでは931カ所が扱っている。
スマートビークルをさらに充実させたビークルショップは、
来年1月までに全国14カ所のSSに併設することが決まっており、
20年までに500店舗まで増やすとしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151125-00000532-san-bus_allより
ガソリンからシフト…販売リースから売却まで
産経新聞
11月25日(水)15時1分配信
コスモ石油、カービジネスに本格参入
ガソリンからシフト…販売リースから売却まで
ビークルショップ熊谷店のオープニングセレモニーで
テープカットを行うコスモ石油マーケティングの
佐野旨行社長(中央)ら=埼玉県熊谷市(写真:産経新聞)
コスモエネルギーHD(旧コスモ石油)が
カービジネス事業に本格的に参入した。
石油製品販売のコスモ石油マーケティングが
サービスステーション(SS)に併設する形で
「くるまの相談窓口 ビークルショップ」をオープン。
販売・リース・保険・車検・メンテナンス・売却まで
網羅したカーライフ関連事業に乗り出す。
20日朝、関東1号店となるビークルショップ熊谷店(埼玉県熊谷市)の
オープンセレモニーが行われた。
本業といえる石油製品の販売だけでなく、
カーライフ関連事業全般を強化するという2013年に打ち出した
「コスモビークルビジョン」の本格的なスタートとなる。
セレモニーに出席したコスモ石油マーケティングの佐野旨行社長は
「2020年度には200億円の営業利益を安定的にあげる
という目標を掲げる中、このビジネスで40億円は
稼げるようにしたい」と力を込めて語った。
ショップに社内研修で育成したカーライフコンシェルジュを配置。
お客が落ち着いて相談できるよう専用の商談スペースを設けたほか、
大型モニターやタブレットを使った車選びコーナーも新設。
新たに開発した専用システムで国産全メーカーを比較したり、
360度のパノラマ画像で車の内装を見ることができる。
さらに整備工場を完備し、車購入後のオイルや
タイヤの交換といったメンテナンスのほか、
車検・板金・修理といったアフターサービスの体制を整えた。
自動車保険も扱っている。
給油でSSに来たときに点検を行い、
車を常にベストな状態に保つという。
同社がカービジネスに本格参入した背景には、
エコカーや低燃費車に人気が集まるにつれて、
ガソリン、軽油など燃料油の需要が減少してきたことがある。
資源エネルギー庁のガソリン需要見通しでも、
年々1.8%ずつ減少していくと予想しているという。
一方、車両販売、アフターケア、保険、車検まで含めた
カーライフ事業は、全体の25%を占める燃料油を除いても、
約27兆円の規模が維持されているという。
カーライフ事業への参入は急務の課題であり、
佐野社長も「これまでSSではガソリン・軽油を販売してきたが、
その4倍の収益機会を狙っていく」と期待をにじませる。
同社のマイカーリースは11年4月から
「コスモスマートビークル」のブランドで開始。
今月までに類型契約台数が2万3千台を突破するなど
順調に成長してきた。スマートビークルの加盟店は
100、SSでは931カ所が扱っている。
スマートビークルをさらに充実させたビークルショップは、
来年1月までに全国14カ所のSSに併設することが決まっており、
20年までに500店舗まで増やすとしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151125-00000532-san-bus_allより