大学の授業にかかわる話題

授業日誌・キャリア・学びのスキルについて

4日(金)5の授業

2015年12月04日 17時57分03秒 | SIUの授業
簿記・会計

経験者は自主練習にしました。
初心者は、固定資産と
その減価償却について解説しました。
テキスト練習問題をやり、別紙プリントで、
さらに理解を深めてもらいました。

初心者クラスは1名欠席でした。

4日(金)4の授業

2015年12月04日 17時47分27秒 | SIUの授業
キャリア基礎演習

今日も電卓の練習でした。
まぜ前回のメモリ・キーを使った応用問題を練習し、
次は本日の課題「速算」練習でした。
7級から4級までの速算を、
いっきに行いましたが、
最後は4級問題を使い「足し算」の
(一部引き算を含む)試験をやりました。

途中、複利計算の概念を説明しましたが、
これもメモリ・キーを使うと早く計算できますので、
やってみてください。

問題の「のれん代」って何?

2015年12月04日 00時05分21秒 | 学習支援・研究
東芝がしぶしぶ原子力事業の減損額を公表、
問題の「のれん代」って何?

THE PAGE
11月20日(金)7時0分配信



原発子会社の巨額損失を情報開示しなかった東芝
(2015年9月資料写真、ロイター/アフロ)


不正会計が問題視されている東芝は17日、
これまで開示していなかった原子力事業に関する減損額を
とうとう明らかにしました。
同社は米国の原子力企業であるウェスチングハウスを
買収しているのですが、市場では
買収に伴う「のれん代」を適正に評価していない
のではないかという指摘が以前からありました。
買収によって発生する「のれん代」とは
どのようなものなのでしょうか。

東芝がしぶしぶ原子力事業の減損額を公表、
問題の「のれん代」って何?

買収された企業の純資産額と実際の買収金額との差額のこと
「のれん代」とは?
東芝は、2006年から2011年にかけて
米国の原子力企業ウェスチングハウスを
約6,000億円で買収しました。
同社はこのほかにも買収を行っており、
その結果として貸借対照表(バランスシート)には、
約6,700億円にものぼるのれん代が
計上されています。

企業が他の企業を買収する場合には、
その費用を会計上、どう処理するのかが問題となります。
一般的に、対象となる企業の純資産額
そのままで買い取れるケースはほとんどありません。
売り手はできるだけ高く売却しようとしますから、
何らかの形でプレミアムが付くことになります。
のれん代とは、買収された企業の純資産額と
実際の買収金額との差額のこと
を指します。
買収を実施した企業は、
こののれん代を処理する必要があるわけです。

東芝は米国基準を採用
もし、買収したその年に、のれん代全額を
費用として処理してしまうと、場合によっては
見かけ上、大赤字となってしまいます。
そうなると、本業がうまくいかずに
赤字になったのか、前向きな買収の結果として
赤字になっているのか、外部からは判断がつきません。
また買収した企業は今後、何年、何十年にもわたって
会社全体の利益に貢献するものですから、
買収した年だけでのれん代を処理してしまうというのは、
実態と乖離していると考えることもできます。

このため日本の会計基準では、
毎年一定額を均等に費用として
処理していくことが定められています。
処理する期間は20年以内
となっており、
企業ごとに適切な期間が設定されます。
つまり、日本基準ではよほどのことがない限り、
一定額を毎年機械的に処理する仕組み
ということになります。

一方、米国会計基準や国際会計基準では、
日本とは異なったルールが適用されています。
のれん代については、毎年均等に償却する必要がない代わりに、
買収した企業の経営状況を常にチェックし、
業績が悪化した場合には、
即座に減損処理をしなければなりません。
東芝は米国基準を採用しており、
買収したウェスチングハウスの経営が
予定通りに進んでいないことから、
減損処理を迫られたわけです。

東芝はマスメディアが報じるまで
減損の事実を公表せず、
東京証券取引所が指摘するに至って
ようやく開示に踏み切りました。
同社の情報開示のあり方については
非常に問題があると言わざるを得ません。

(The Capital Tribune Japan)



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151119-00000003-wordleaf-bus_all&pos=2