昨日ハウステンボスへ車で行く途中、兄宅へお土産を届けに寄った。
義姉も一緒に行きたいと言うので、二人乗りで兄宅の狭くて急なコの字状の坂を登ったら
重さで車が後ろに下がり脱輪しそうになった。
運転席からは左側が見えないので怖くて、どうしても右寄りにハンドルを切っしまう。
その結果、右の車輪が崖スレスレの状態だった。
姉の「まだ、まだ、ハンドルを切ってはダメ」というアドバイスを聞きながら
右に切りたいのをギリギリまで我慢して、なんとか回避できた。
去年来た時は起きなかったトラブルだったので不思議だった。
去年よりは運転技術は、少しだけど上達しているハズなのに?
どこが違うのだろう?と考えていたら「重さ」だと解った。
軽で馬力がないのに冷房もかけていた。
おまけにサイドブレーキをかけていなかった。
右側の崖に落ないかが気になって、サイドブレーキの存在も忘れていた。
姉の「坂道発進…」と言葉で初めて気付いた。
一人では何も問題が起きなかったのに、二人だと重さで危険な状態になるんだ。
でも姉の経験上のアドバイスで回避も出来た。
一人では何も問題が起きない。
二人だと重さで下がることもあるけど、力を合わせて障害を乗り越える事も出来る。
人間関係、すべてのことに当てはまるなーと思った。
それが解った時、この危ない経験も生きてきた。
「何も起こらない」よりは学べたのかもしれない。