夫の故郷は青森県の日本海側の深浦という町で、実家の居間からは眼下に海を臨むことができます。
玄関を出て坂道を下り、国道を横切るともう砂浜です。
海水浴場ではありませんが、波打ち際で遊ぶにはちょうど良く、娘が幼い頃は夏休みに行くと海で遊ぶのが日課になっていました。
娘が「おばあちゃん家に来てから海を休んでいない。」と、毎日海で遊んでいることを子供の言い方で 話していて、かわいいなぁと思ったことを覚えています。
海岸では貝殻はあまり拾えないのですが、ガラスの破片が波に削られて丸みをおびたガラスの石は目につきます。
青、緑、透明なガラスだった色、おそらくビール瓶だった色などの小さな石は、娘が小さかった頃の夏の思い出です。