数ヶ月前に気が付いたことがある。
当たり前のことではあるが、乾いた洗濯物を取り込む。
取り敢えずその辺に、ドサッと置いといて…、
晩ご飯何にしようかなあ…なんて考えながら、
冷蔵庫内を眺めて適当な食材をピックアップしながら、
献立を思案すると、先ずは下拵えだけ済ませる。
一段落して、「さ~て、洗濯物をたたもうかなあ」
と、放置してある洗濯物を見ると…
ありゃりゃ~~
「キミ、キミ、どこに座ってるのかな~?」
「ボクですか?洗い立てのお布団です~」
「違うでしょ、それは取り込んだ洗濯物!」
「あれ?そうでしたっけ。ボクのお布団だと思いました。」
たまたまかな?と思い、最初は気にかけてなかったのですが、
どうもこれは彼のお気に入り、つまり彼の趣味らしい。
言うなれば、洗濯物フェチ?
ならば、ということで、3ヶ月くらい前から、
洗濯物Loveの銀ちゃんを撮って見ました。
洗濯物を取り込んで置くと、
油断も隙もなく、本当にいつの間にかすかさず、
ゆったりと寛いで洗濯物にもたれて座っています。
(因みに姫ちゃんにはこの趣味はありません。)
「キミ、キミ~、何に寄りかかってるのかな~?」
「(これはボクの布団なんだもん。聞えないフリ…)」
「もし、もし~~、無視ですかぁ~」
以下全て違う日の洗濯物と銀ちゃんです。
珍しいのかどうか、面白いのかどうか分かりませんが…
よその猫ちゃんってどうなんだろう?
姫ちゃんにはこんな趣味はないようだから、
どの子もみんなやるとは限らないんだよね。
「うっ、黒い服を選んでくれてますね~、毛が…」
「もう睡魔に負けました。な~んにも聞えないにゃ」
「体中で乗っかるわけじゃなくて、上半身だけなんだよね…」
「死守!ボクのものです。」
「なぜかいつもぼ~っとどこかを見てますが、目を開けて寝てる?」
「ボクは瞑想してるのです。賢いにゃんこになるためにはムニャムニャ…」
洗濯物を置く場所を変えてもちゃっかり…
「ふかふかで気持ちいいにゃ~」
「ん?座り心地がわるいにゃ」
「目、見開いて、いきなりどうした?」
「!」
「こ、これこれ!」
「掘るんかい!銀さん、それはやめてくれ~」
「これでよし。」
あのですね~(すましてますね)
「木綿がいいにゃ~」
「タオル地も好きにゃ~」
「ん~、極楽、極楽~」
この日は全身のっかってますね。
「あなた、何に座ってるの?それは洗濯モノよ」
白い目で見る、いい子の姫ちゃん。
「これはお日様の匂いがするボクの御布団です。」
「だから、違うって!」
変な趣味を持つ銀ちゃんなのです。
本日のお付合いありがとうございます。