MILESTONES (団塊オヤジのJAZZ日記)

JAZZに関わる話題を中心に、たわい無い日常を不定期に紹介しています。

電化マイルスを聴いてみよう・・・

2008年02月29日 | Miles Davis
ここ最近、聴いたマイルスは“In A Silent Way”、“Bitches Brew”、 “Live at the Fillmore East”、“Jack Johnson”、と続き、6年間の沈黙後に発表された復活ライブアルバム“We Want Miles”である。
これらのアルバムを聞き比べてみると、メンバー変えながらロック色が増して行ってはいるものの帝王マイルスはオープンブローで時にはミュートを駆使し、メンバーを完全に統率し、吹きまくっている。
私はミハー的なマイルス大ファンであるので、沈黙直前の“アガルタ/Agharta”や“ライブ・イビル/LIive・Evil”、また“On The Comer”までも所持はしているものの、余り聴く気にならなかった。
その理由として、マイルス自身がロックギターで使用されるワウワウペダルを使用し、完全な電化マイルスになっているということだろうと思っている。私の個人的な趣味でいえばロックは好きであるが、マイルスだけは生のペットを聴きたいのである・・・。
還暦が近くなった団塊オヤジが久しぶりに聴くJAZZはどれも新鮮に聴こえ、若いころの感覚とは随分違ってきているなと感じているが、久しぶりに(本当に何十年振りであるが・・・)“アガルタ/Agharta” 、“ライブ・イビル/LIive・Evil”を聴いてみようと思っています。感想は次回に・・・・。
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マイルス関係の雑誌を読んでみる・・・

2008年02月28日 | JAZZ
昨日は、不覚にも風邪をひいたようで、朝から頭が痛い・・。
おとなしく寝るのが一番と思い、布団を敷いて横になったがどうも寝つけない・・。
こんなときは本を読むと大体眠くなるのが私の習性なので、本を読んでみようと本棚を色々と物色してみるが、頭がガンガンしている状況なので当たり前といえば当たり前であるがどうも本を読む気にはなれない・・・。
そこで、30年ぐらい昔から残してある、古いマイルス関係の雑誌を読んでみることにした。(読むというよりパラパラと見るだけであるが、写真を見るだけでもマイルスは楽しい・・・)
マイルスのファッションも時代にあわせ変化しているが、どの時代のマイルスもとにかくカッコいいですね・・・。(他の人が着ると単なる馬鹿ファッションがマイルスだと、とにかくカッコいい・・・)
特に私はマイルスの50年代のアイビーファッションが好きですね。
私達、団塊世代の学生時代はアイビールックが流行っていて、私も細いズボン(なぜかダブルでした)にボタンダウンのシャツ(VANでしたね・・)が定番だったことを思い出しました。(今は想像も出来ない体型になってしまったが・・・)
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お洒落なJAZZレコードを一枚・・・

2008年02月26日 | JAZZ
「Michel Legrand Meets Miles Davis/John Coltrane・・・・」

このレコードはミシェル・ルグランが指揮・編曲し?(輸入盤なので解説がよく分からないが・・・)Miles Davis(Tp)・John Coltrane(Ts)・Phil Woods(As)・Bill Evans(p)・Herbie Mann(Fl)等豪華メンバーが参加したビッグバンド演奏が聴けます。
内容は上記メンバーが参加したグループの他、異なる二つのグループ(他のグループにもBenn Webster(Ts)他凄いミュージシャンが参加してます・・)によるスタンダードナンバーが演奏されていて、とてもお洒落で気楽に聴けるアレンジになっています。
私がこのレコードに興味を持ったのは、なんといってもマイルスがあの有名な“DJANGO”を演奏していたからです。(この曲は名曲ですねMJQの演奏は勿論ですがJoe Pass(G)の「For DJANGO」はレコード盤がすりきれるほど聴いています・・・)
それとビッグバンドによるマイルスの“ROUND MIDNIGT”も興味がありましたしね・・・。
演奏は期待通りの小粋でお洒落なマイルスの素晴らしい演奏を聴くことができます。
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団塊オヤジのJAZZ日記・・・

2008年02月25日 | JAZZ

「不用になった靴箱を再利用した、レコードボックス」

団塊オヤジがこのブログを始めて、数日が経った。
読み返してみると、内容が幼稚で、お恥ずかしい限りである。
JAZZ好き団塊オヤジが好きなレコード等を紹介しながら日常を紹介しようとするブログであるがどうも紹介するレコードに統一性が無い・・・。
マイルスは初期の頃からエレクトリックなものまで全て好きと書いたり、フリーな前衛的なジャズが好きだと思えば、スウィングするギタージャズが好きと書いたりしている。
しかしながら好きだからしょうがないでしょう・・・。と言うしかない・・・。

「閑話休題」
こんな節操の無い・・? JAZZファンでも、折角大枚をはたいて買ったものの、聴いていて、退屈で、良さが分からないレコードで、後悔したことが多々あります。(コレクションの一部として一応、所持はしているが・・・)

30年以上経過し、団塊オヤジになった現在、再び聴き返してみると良さが分かって再認識したレコードとやはり退屈でどうしても良さが分からないレコードがありますね・・・。

「聴き返してみたものの、やはり退屈でしかないレコードの一部です・・」

Tony Williams(Ds)のLIFETIMEのレコード(第一弾はなんと2枚組みです)
天才ドラマー、トニー・ウィリアムスが結成したロックグループのレコードですが、これは退屈です、これを聴くならロックグループ「クリーム」を聴いたほうがいい・・。それとジャズギターは大好きでかなりのミュージシャンのコレクッションがありますが、このレコードでのガボール・ザボ、ジヨージ・ベンソンはテックニックはあるのでしょうが・・?聴いていて、退屈で、このレコードを買った後はこの二人には興味が沸かなくなりましたね・・・。こんなレコードがまだまだレコード棚に眠っています。
次回は、再び聴き返して、良さを再認識させられたレコードでも紹介してみようと思っています。
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ウイ・ウォント・マイルス We Want Miles!・・・

2008年02月22日 | Miles Davis
あの名盤“Bitches Brew”を聴いた後、私のお気に入りのひとつである、“Live at the Fillmore East”と続き、“We Want Miles”を聴いてみる。
このアルバムはエレクトリックなマイルスに移行した後、体調を崩し、沈黙を続け6年ぶりに復活ライブを行った際の実況録音盤ですね。
当時、マイルスが復活ライブを東京新宿西口広場で行うというニュースを聞いたが、地方のサラリーマンである私は行けるはずもなく、ガッカリしたことを思い出した。
その際のライブの模様はどこかのFMで放送されましたね・・・。
その放送を聴いた時の感想は電波の状況も悪く(これは住んでいる場所の影響ですが・・)、録音状態もあまり芳しくないこともあり、弱〃しいマイルスが聴こえてきて、本当に復活したのだろうか、大丈夫だろうか等心配と同時に悲しくなったのを思い出します。
その後、このアルバム“We Want Miles”が発売されました。
このアルバムのマイルスは完全復活とばかりメンバーをコントロールし、吹きまくっているマイルスが聴けます
やはり、マイルスはライブがいいですね。いまは「ユーチューブ」等でライブの模様を簡単に観ることができますが、あの“Bitches Brew”の演奏もレコードより数段いいですね、興奮してしまいます。なんといってもマイルスはカッコいい・・・。

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マイルスの“In A Silent Way”を聴いてみて・・・

2008年02月21日 | Miles Davis
最近聴く、マイルスは50年代から60年代前半のものが中心になっており、60年代後半以降のレコードがターンテーブルに載ることが少なくなったが、久しぶりに70年代ジャズシーンに大きく影響を与えたと言われる名盤?・・・“In A Silent Way”を聴いてみた。
発売当時、評論家の先生方の批評も様々で中にはまれに見る名盤であると言われる先生もいれば、話にならない、愚作であるといわれる先生もおられたように記憶している。
発売当時の私の感想は・・・はっきりいってそれまでのバリバリ吹きまくるマイルスとは大きく違ったこのアルバムのマイルスに物足りなさを感じ、あまり好きなレコードではなかったように思う・・・。
その後、良質のバックグラウンドミュージックとして聴いてはいたもののJAZZレコードとしての評価は低かった。
久しぶりに聴いてみると、少し印象は異なった・・・。
内容は全く異なるがあの有名な“Sketches Of Spain”を聴いたときのような感動を覚えたのです。
発売から30年以上経過した現在、このアルバムの評価についてはどのようなものであるか定かではないが、その後の70年代ジャズシーンに大きく影響を与えた事は確かであり、改めてマイルスの凄さを再認識したところです。
この後、マイルスは“Bitches Brew”を発表し、電化マイルスへと移行していく。
マイルスは常に進化しており、一つのところに留まってはいない・・・。
偉大なるMILES DAVIS よ 永遠なり!・・・

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少し、JAZZの勉強を・・・

2008年02月17日 | JAZZ
団塊オヤジがサラリーマン生活から開放され、再び聴き始めたJAZZ・・・
時々、本屋に立ち寄ってはJAZZ雑誌を立ち読みしたりして、気になるCDはチェックしているものの最近のJAZZの状況はどうなっているのか、どうも分からない。
結局は60~70年代に活躍した私のお気に入りのミュージシャンのものが気になってしまう。
少しJAZZの勉強をしなければと、昔の雑誌を取り出しては読んでいる今日この頃です。

我々団塊世代の憧れの人だった・・?植草 甚一氏のJAZZ関連の書籍を取り出して読んでみる。
氏、独特の表現でレコード解説してあるが、私の知らないミュージシャンやレコードの事が書いてあるのを読むとなぜか全部気になって聴いてみたくなってしまいます。
植草 甚一氏はMiles Davisは大のお気に入りのようでしたね・・・。
私も初期の頃から晩年のポップなものまでマイルスなら何をやっても全て許せるぐらいお気に入りなので、氏がマイルスの事について書いていることは共感できるというか、よく理解できます。
また、氏はアルバート・アイラー、セシル・テイラー、ドン・チェリー等前衛的なフリージャズも好んで聴いていましたね。私が彼らのレコードを購入したのは植草 甚一氏の影響を受けたからだと思います。
これから少しフリーなJAZZを聴いてみようと思っている今日この頃です・・・。

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ハービー・マンのメンフィス・アンダーグラウンドを・・・

2008年02月14日 | 趣味・Guitar
ハービー・マンのメンフィス・アンダーグラウンドを久しぶりに聞いた。

当時、JAZZ界の大御所等からはこんなものはJAZZではない等と不評であったように記憶しているが、Herbie Mannの乗りに乗ったゴキゲンなプレーが聴けるし、Roy Ayersのプレーも魅力的です。なんといってもLarry CoryellのロックをベースにしたJAZZぽい・・プレーが魅力的で、リラクッスして気持ちよく聴ける一枚です。

このレコードを聴いていて、はるか昔の学生時代を思い出した。
東京で下宿していた大屋さんが勤めている会社でダンス・パーティーをやる事になり、そこで演奏するバンドにギターで参加する事になった。
演奏する曲目は当時流行っていたポップスやR&Bが中心でしたが、このレコードにも納められている“ホールド・オン”もやりました。
このとき、結構お客も(社員ですが・・)演奏者も(社員ですが・・)盛り上がり、私もノリノリになり、ラリー・コリエル風・・のアドリブを延々と弾きまくった事が思い出されます。(あのときの録音テープがどこかにあると思うので探さなければ・・)
私の貧乏学生時代の楽しい思いでの一つです・・・。サックスを吹いていたwaseda大学ハイ・ソサエティ出身のnisiさん、ボーカルのfukuちゃんお元気でしょうか!素敵で、カッコ良かったですね・・。
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団塊オヤジのアナログレコード・CD化・・・

2008年02月13日 | 趣味・デジタル化

今日は団塊オヤジがやっているアナログレコードのCD化を紹介します。
アナログレコードのCD化については、ある程度パソコン技術を持っている方はフリーソフト等を活用し、安価で、高度なCD化が可能だと思いますが何分にもパソコン操作もままならない私のような団塊オヤジがやるには難しすぎます。
そこで私は簡単にCD化できる装置はないかと探した結果、「Roland製のR-09」という録音装置を見つけました。


これは主として生演奏や野外の音等を録音するのが目的の装置のようですが、アナログ音源を“WAV方式”や“MP3方式”に変換し録音できる優れものです。私はプリメイン・アンプのヘッドホーンから“WAV方式”で録音し、そのDATAをパソコンでCDにコピーしています。(R-09~パソコンの接続は専用のUSBケーブルがあります)
注意事項といえば“ひずみ”が出ないよう最良の録音レベルに調整することぐらいですので、私のような団塊オヤジでも簡単にCD化が可能です。
当初、レコードのスクラッチノイズが気になり専用ソフトで除去も考えましたが、今はこのノイズもアナログレコードらしくていいなぁ・・・と思うようになり気にならなくなりました。
完成したCDは家で聞くにはオリジナルと殆ど変わらないし、“ながら族”にはまず簡単に楽しめるのがいいですね。
CDジャケットは少しこだわって、デジカメとプリンターの専用ソフトを活用し、本物風?・・に仕上げています。
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突然、フリージャズが聴きたくなりました・・・

2008年02月12日 | JAZZ
団塊オヤジが長年のサラリーマン生活から開放され、数ヶ月が経った。
JAZZを思い切り楽しもうと長年押入れに眠っていたレコードを聴きまくっている今日この頃です。
スイングジャズからモダンジャズ、エレクトリックなジャズまで久しぶりに聴くレコードは皆、どれも新鮮に聴こえ、楽しい。
昨晩は何故か突然、久しぶりにフリージャズが聴きたくなった。
ヘッドホーンを付け大音量でフリージャズを聴いていると何か無我の境地におちいる様な感覚になり、聴き終わった後、すっきりとした気分になるのです。

昨晩聴いたレコードは“WE NOW CREATE(富樫雅彦)”、“フリー・フォーム組曲(高柳昌行)”、“DISTANT THUNDER”(山下洋輔・坂田明・森山威男・ManfredSchoof)
の3枚です。レコードの好評は出来ませんが、どれも世界的な日本人ミュージシャンの音楽で、感動を覚えるものばかりです。
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