MILESTONES (団塊オヤジのJAZZ日記)

JAZZに関わる話題を中心に、たわい無い日常を不定期に紹介しています。

俊英アルト奏者 Naoki Iwane・・・

2008年02月03日 | JAZZ Sax

岡山市出身のニューヨークを拠点に活動中のオリジナリティ豊かな俊英アルト奏者 岩根直樹君を紹介します。
彼はワシントン大学卒業後、すぐにニューヨークに渡り、ニュースクール大学で本格的にジャズサックスを学び、在学中に ジョージ・ガゾーンなどに師事したそうです。私は個人的に彼のご両親を存じ上げており、ジョージ・ガゾーンさんに師事していることは聞いてはいましたが、ジョージ・ガゾーンというJAZZミュージシャンは知りませんでした。発表しているレコードも少なくて、手に入れるのも難しいみたいですが、調べてみるととても凄いミュージシャンだという事がわかりました。
彼は昨年アルバムを発表し、このFirst Album "Deserted Island"ではジョージ・ガゾーンとの競演が聴くことができます。

ファーストアルバムのCD ReviewがSwing Journal誌とJazzLife詩に掲載されましたので紹介します。

『ユニークで実に面白い作品。全く個性的な作曲と、演奏をするがキース・ジャレットやブラッド・メルドーが サックスを演奏するとこうなるのかも、という感じ。あるいは現代版トリスターノ派、みたいな所もある。 ユニークさの裏にはとてもしっかりとした構造があるようで、技術も高い。』
(Swing Journal 2007年3月号 CD Review/中山智広)

『オリジナリティ豊かな俊英のデビュー作...デビュー作に当たる本作では自ら5曲を手がけ、 その独特で多彩な音世界を表現している。 キメの多い複雑な構成、変拍子、アブストラクトな 作風でありながら決して頭でっかちにならず、バップ に根ざした等身大の岩根直樹が感じられる。』
(JazzLife 2007年3月号 Disc Review/原たかし)

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マニアックなJAZZレコードを一枚・・・

2008年02月03日 | JAZZ
THE JAZZ COMPOSER'S ORCHESTRA (JCOA 1001/2)
Soloists
Don Cherry (cornet)
Gato Barbieri (tenor saxophone)
Larry Coryell (guitar)
Roswell Rudd (trombone)
Pharoah Sanders (tenor saxophone)
Cecil Taylor (piano)
Orchestra
conducted by Michael Mantler

今日はマニアック?・・な一枚を紹介します。
マイケル・マントラーの作曲、指揮による22名からなる大オーケストレーションのなかで、Don Cherry(cor)、Gato Barbieri(ts)、Larry Coryell(g)、Roswell Rudd(tb)、Pharoah Sanders(ts)、Cecil Taylor(p)のソロが聴けるエネルギーに満ちたジャズ史に残る歴史的録音だそうです・・・。
このレコードを手に入れたようとした動機ははるか昔のことなのではっきりとは覚えていませんが、当時JAZZであればなんでも興味を持ち、その中で前衛的なジャズにも出会い、衝撃を受けたのを思い出します。このレコードはソリストに巨匠Cecil Taylor(p)が参加していたのと、当時ギター青年・・?であった私のアイドルであるLarry Coryell(g)が参加しており、どうしても聴きたくなって直輸入盤を手に入れたと思います・・・。
Larry Coryell(g)の演奏は当時のジャズ界では珍しい・・?ジミヘン等ロック界で多用されていたフィードバック奏法を使い前衛的な演奏をしていますが、今日、改めて聴いてみると少し古臭いかな・・・。巨匠Cecil Taylor(p)の演奏は・・・ウーン やはり凄いですね。現代音楽を聴いてるみたいですね。
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