さ て、みなさん

最近のニュースをピックアップ!そして、若干のコメントを。

安保理

2005年03月30日 22時00分00秒 | 国際
国連安保理改革 日本めぐり賛否鮮明 中韓朝反発/露は外交カード狙い

 相撲をみて気を良くしたのか。
フランスがここまで、支持を明確にしたということは、
日本が常任理事国入りにとって大きな後押しであることは間違いない。

 ところで、日本が安保理常任理事国になることで何が変わるのか。
世界の中心的な国家になれるということか。外交上も、より説得力が増すことになるのか。
その程度にとどまるなら、単なる名誉のためとも思える。

 今、国連改革が目指されているが、まず国連というものを
組織として機能させていかなければならない。
日本は、国連の組織運営費の分担率において、アメリカに次ぐ2位である。  
アメリカはたしか払っていないので、実質的に日本のお金によって、国連が運営されている
といっても過言ではない。(首相官邸HP・キッズルーム
国連が世界の安定と平和にどのように貢献していくのか、
そのビジョンなくして、常任理事国という肩書きを得ても意味がない。

 まぁ、日本やドイツが常任理事国入りすることで、国連改革の端緒となるともいえる。 
そのためには、まず現在の常任理事国の支持が必要だ。
アメリカは全面的支持、イギリスの支持も得られるだろう。
そして、フランスも今回、指示を明確にした。
残るは、ロシアと中国。

 ロシアは外交カードとして扱うようだ。
北方四島をあきらめたら、日本を支持するとでも言うのか。厭味な国だな。
まぁ、外交にはこれぐらいのやらしさが必要なんだろうけど。
友好、友好と、歯の浮くようなことを言って、外交が深まるわけがない。
 中国は靖国問題をはじめとした歴史問題の展開次第か。

 それから、韓国・北朝鮮が反対とか言っているようけど。
韓国の鄭東泳統一相「国際的な指導国家になるには隣国から信頼されることが必須条件」

それなら、あんたの国は一生、常任理事国になんかなれないな。

 まぁ、何を言おうが自由であるが、韓国・北朝鮮のいうことになんの効果も影響力もない。
(日本がどれだけ国連に血税を注いでいるのか、わかっているのか。)

 常任理事国を目指す前に、国連の意義、それから、日本の外交方針を
今一度、考える必要があるだろう。

最新の画像もっと見る