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六カ国協議

2005年09月21日 00時36分22秒 | 国際

北、核放棄を確約…6か国協議が共同声明採択
「大きな成果」と期待 家族会、一方で不安も

 北朝鮮との間に「約束」なんて、無理な話だ。しかも、今回の共同声明は、「核兵器を放棄します」、と宣言したわけではなく、「核兵器を放棄するか否か問題となっています」ということを確認した、その程度の話だろう。なんだかんだ理屈をつけて、約束を反故にするのは目に見えている。

 今回のこの採択については、アメリカ側の事情もあるようだ。ブッシュ大統領は先のハリケーンに対する対応で、国民の批判を浴びている。そういう時期に北朝鮮との間に新たな衝突を起こせばややこしいことになるから、今回は適当なところで落ち着かせよう、そういう意図もあったようだ。

 拉致については具体的な記載はなかったが、「平壌宣言に従って、…懸案事項を解決…」という文言はあった。それでも、拉致被害者の御家族にとっては、わらにもすがる思いで、「大きな成果」と言えるだろう。一体、いつになれば、横田さん夫妻をはじめとしたご家族に安寧がもたらされるのか。このままでは死んでも死にきれないだろう。

 こういう状態を打破できるのは、国民の声である。できることはなんでもすべきだろう。経済制裁もすべきである。そういう世論ができあがれば、世論の人、小泉さんも決断するだろう。

 北朝鮮に対して、国際社会は甘すぎる。アメリカは、大量破壊兵器の疑惑でしかなかったイラクは攻撃し、核兵器まではっきり作っていると宣言した北朝鮮は攻撃しない。それは韓国や日本、中国との関係を考慮してのことだろうが。そういうことを見越して、北朝鮮も図に乗っているのだろう。

 日本はここでガツンと言ってやることが必要だ。交渉人も、あの風貌がなんともいえない外務省の局長ではなく、竹内力のようなパンチのきいた人物はいないのだろうか、と本気で悩む。ガツンと言い、制裁を加えた結果、北朝鮮がミサイルを発射し、核攻撃を仕掛けてきても、良いではないか。そんなことをしたとたん、北朝鮮は崩壊するのだから。

 竹内力さん、お願いしまーす。


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