魔女の気まぐれ

修行中の魔女と、愛犬メル、ピノのほんわかハッピーライフ!

文章教室

2005-12-03 11:15:06 | 作る


        旅立つ王子へ

 大事なことを教えておきましょう。よく聞いておきなさい。
 あなたは、たくさんの権利を持っています。効果的につかいなさい。例えば、進む権利、考える権利。あなたの自由です。特に、夢を持った時、愛する人に出会ったときは忘れないこと!
 「他人に迷惑をかけてはいけない」と、多くの人に言われることでしょう。でも、誰かを傷つけてまで欲しいものに出会った時は注意が必要です。記念すべきすばらしい第一歩を踏み出す時かもしれません。
 目を閉じて、感受性を開放してごらんなさい。聞えるはずです。見えるはずです。ときどき、ひらめきが飛び込んでくることがあります。深呼吸をして、もう一度見ましょう。しっかりイメージできましたか? それなら、それに従ってもいいですよ。もっとたくさんのことが、先まで見えてくるはず。自然に足が動きますよ。手も伸ばしてごらんなさい。ほら、届きそう。
 大丈夫。見ています。転んだへこみまですべて、あなたの軌跡を讃えましょう。世界中があなたにノーと言っても、必ずイエスと言えることを見つけてみせます。
自信と誇りをお持ちなさい。驕りと勘違いしてはいけませんよ。わからなくなったら、ときどき立ち止まって、もう一度目を閉じ、考えればよいのです。何度やってもかまいません。
あなたはきっと、見つけ、手に入れるはずです。
なぜって?
私の孫ですもの。魔女の血が流れているのですよ。




もうすぐ一緒に暮らしていた祖父の命日。なんとなく公開してみたくなった。

これは、文章教室で提出したもので、他人に読んでもらうのは初めてではない。 
「孫へのメッセージ」というテーマで、とても真面目に書いたものだ。
教室内の方々は、すでに孫がいる人が多く、自分の孫へ書いていた。
意外に、祖父母について書いた人も多かった。

その中で、明らかに異色な作品だった。
まだ、私は教室内で個性を楽しめていない。
ノンフフィクション(エッセイ)を書く方が多い中、シンドイ。
ここについて、もっと「知りたい」「説明が欲しい」と言われる。
しかし、私は、想像してほしい。思い浮かべてほしい。

だんだんと、言い訳がましい、光景を描写するだけの文が増えてきた。
目指していたものと違う。
先生の文章論、添削が適切で魅力的だった。
しかし、他人の批評に流されやすい私は、言い訳に必死になってしまう。
残念だが、やめることにした。



    初公開、ちょっと、照れるなあ・・・