南禅寺から歩いて5分、9時前なのに行列ができていました。
でも明るい陽射しに輝く紅葉の美しいこと。見所ポイントは人でいっぱいですが、みな笑顔で楽しんでいます。
イチョウは既に散ってカーペット状態。
寺宝展(撮影禁止)を見るために、釈迦堂から阿弥陀堂へ一周しながら庭園も見ることができます。
唐門 天皇の使いが出入りする勅使門 これが岩垣紅葉と呼ばれるものなのかな
整えられた砂を踏んで身を清めて中へ進んだとか
もみじの永観堂は噂にたがわず美しかったです。
秋の京都に行きたい!と思いながらなかなかチャンスがなく、今年こそ!とタイミングを計っていました。
3連休明けに行くつもりが2日間もの予報
ん~ん、待てない、見頃を逃してなるものか!と連休最終日に大混雑を覚悟で出かけました。
朝5時半に出発、渋滞もなく7時半には平安神宮傍の駐車場に着いてました。
地図を開いてもよくわからず、地元の人に聞いてまずは南禅寺を目指します。
湯豆腐屋さんが並ぶ南禅寺参道を歩きますがまだ朝の8時前後。 境内は自由に入れますが
南禅寺三門に早すぎて上がれません。 美しい紅葉を見ながら境内を散策
レトロな水路閣、京都のサスペンスドラマの最後によく出てきますよね
南禅院もまだ開いていません
帰雲院だったと思います
金地院
天授庵の庭園も是非見てみたいのですが、まだ9時前で開いておらず。待っている人もいましたが、永観堂も9時からなので
また帰りにでも寄れたら・・・ということにして永観堂に向かいました。
ホテル前からバスで嵐電の北野白梅駅まで行き、1両のかわいい電車に乗って嵯峨野に向かいます。
古い家々のすぐそばを走りますが、沿線には見所も多く、ホント京都の街中はバスも含め安いし、本数も多く便利ですね。
嵐電嵯峨駅から徒歩で嵯峨嵐山駅へ。 満員のトロッコ列車に乗り目指すは保津峡川下りです。
沿線沿いはもみじだらけ。 紅葉の時期にも来てハイキングしてみたいものです。
保津峡駅、橋の上にある珍しい駅です。
トロッコ亀山駅からバスで船乗り場へ。
27人のお客に3人の船頭さん。 私たちは前から2番目の席でしたが、1番前は日よけの屋根がなく水しぶきもかかるので大変。
下るのだからあまり漕がずに済むかと思ったら今は水も少なく、川幅も思ったより狭く、船頭さんは汗びっしょりで漕いでます。
合い間にお客も笑わせるのだから大変。 何度か観光船に乗ったことがありますが、ここが一番力がいって大変そうです。
流れのない所ではラフティングしている人も・・・涼しそうです。
すれ違うトロッコ列車に手を振ります。
周囲の岩や景色を眺めながら、1時間50分かけて嵐山へ。
飲み物やイカ焼き,みたらし団子などを売る舟が伴走します。
嵐山に着きました。
あまりの暑さと人の多さに歩く元気もなく、1時間ほど余裕がありましたが早々と駅に戻りました。
今回はしっかり下調べをしたのと、タイミングよく乗車できたので無駄な時間がなく幸いでした。
ただ帰路の高速道路で渋滞がありました。お盆の上り線、これも想定内のこと、それにしてもやっぱり京都の夏は暑かった!!
一度はこの目で見てみたい!と願っていた京都大文字焼き。 正式には五山送り火というそうですが。
この日はどこも満室、しかも高めですが、たまたまお値打ちな街中の宿が取れたので行ってきました。
高速バスで京都駅前に着いたのが昼前。 まずはお昼を食べようと駅ビルに行ってみてびっくり!! すごいモダンな建築物
キョロキョロしながら、エスカレーターで11階のグルメ館へ。 京野菜のパスタをいただきました。
ホテルに荷物を預けて早速街歩き開始。
まずはすぐ近くの西陣織会館へ。 中・韓のツアーの人たちでいっぱいです。
誰もいない3階には西陣の豪華な着物が展示されてますが、メインは着物ショーと西陣織のお土産売り場でした。
西陣一帯は機織り機械の音が聞こえる町なのかな?と
期待してましたが、メインの通り沿いは立派なビルばかりで、イメージとは違いましたね。
最近はやりのパワースポット・清明神社へ。
境内にある一乗戻り橋 ミニチュアです。
本物はこちら よくドラマに出てくる橋です。
さて、暑い中まだまだ歩きます。途中千本通りあたりから左大文字の山が見えます。
上七軒の町並み
そして北野天満宮へ
お参りするのにも並んでます。もううちは学問の神様に
お願いする人もいないので、遠くからお参りしておきました。
境内の絵馬殿で休憩し、
昭和12年創業のレトロな喫茶店 静香で一息入れて、ホテルに戻りました。
さて、送り火をどこで見ようかとホテルでも何か所か教えてもらいました。
さっき行った西陣会館の屋上やすぐ近くの葬儀会館の屋上は予約制とのこと。
初めてならやっぱり鴨川かな!と6時過ぎに歩いて出かけました。 ホテルからは一本道なので迷うことはないだろうと・・・
御所と同志社大学の間の道を通り、鴨川に来ると河川敷はすでにいっぱいの人・人・人・・・
1時間半前ですがこれから8時までに驚くべき多くの人が・・・
いい場所はすでにないので、なんとか山の大が見えそうな位置を確保しひたすら待ちます。
出町柳駅から吐き出されてくる人のすごいこと。お巡りさんに橋の上で止まらないようにと言われるので移動してますが、人の波が途絶えることがありません。
暗くなって8時。 点火されました。 建物の明かりは消えなかったので白い丸が写ってますが、かなり大きく見えて感動です。
妙と法が見える方へどんどん人々が移動して行きましたが、この近くからは見えませんでした。
高いビルの上からなら見えたのでしょう。
初めてわかったことですが、早くから場所取りをしなくとも1時間くらい燃えているので、あとから来てもゆっくり見れたと思います。
私たちが帰る頃、見に行く人たちと随分すれ違いましたから・・・
今日一日よく歩きました。暑いのは覚悟していましたが、この日は37.6℃あったそうです。